内容説明
お寺という「非日常」で紡ぎだされる家族や夫婦の本来の「かたち」。インターネット寺院「彼岸寺」の人気ブログが単行本に。
目次
第1章 お寺のお嫁さんの日常
第2章 「お寺のお嫁さん」以前
第3章 お坊さんにひと目惚れ
第4章 お寺に嫁ぐということ
第5章 「彼岸寺」
第6章 死に往く命、生まれ往く命
著者等紹介
青江美智子[アオエミチコ]
1976年生まれ。浜松市出身。大学卒業後、大手損害保険会社に勤務。その後、江戸時代から400年続く寺の僧侶と結婚し、寺の嫁となる。超宗派!インターネット寺院「彼岸寺」で、「お寺に嫁ぐということ」を連載中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ミナコ@灯れ松明の火
7
お寺ならではの話は面白かったけれど、その他についてはどこに嫁いでも同じように苦労はあるよなあと当たり前のことを思った。仏像が好きすぎてお寺に嫁ぎたいと夢見たこともあるわたしにとっては、坊主頭が嫌とか夫が忙しすぎるとか何していいか言ってくれなきゃ分からないとか、単なる我儘な愚痴に聞こえてしまう部分もあり、全編通して気分よく読むことは残念ながらできなかった。面白そうなタイトルと題材なだけに、合わずに残念だった。2011/10/08
ジュースの素
4
浅草にあるビル仕立てのお寺。インテリの僧の妻になった普通の女性の奮闘記。墓地に鍵を掛ける必要性やその苦労話は都会の寺特有だ。四世帯同居のプラスマイナス、観光地の中にある良し悪し。住めば都かなぁの印象だった。2015/01/16
あぽ
4
著者が仏教と共に生活する中で、今後どんな風に感じ考えるのか。そちらを是非読んでみたいと思う。次作に期待。そういえば実家の檀那寺は、お嫁さんが外国の方なのだ。彼女がもし本を出したら読んでみたいな~なんてことを徒然に考えた。2012/02/22
kanakoro2
2
残念。興味深いタイトルに引かれましたが、お寺に限らず思い当たる内容でした。不平、不満、配慮にかけている文章に、筆者と同年代ながら残念な気持ちになりました。今、現在の筆者が人として、妻として、母として成長していることを祈ります。本ではなくブログのままでよかったのではと思った一冊。辛口でゴメンね。2011/09/19
bishop8856
1
全体的には面白かったが、結納や婚約指輪でもめたあたりは少し横道にそれてしまっている感じがした。とはいえ本の主旨から全く関係ないわけでもないので難しいところか。2014/05/27
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