内容説明
ニセ札はインフレを引き起こすなど、経済テロである。日本円のニセ札が大量に出回ったら、どうなるか想像してみてください。それによって私たちの生活がどう脅かされるのか…。ニセ札とは他人事にあらず。パソコンとスキャナとプリンターがあれば、小中学生でも自動販売機を騙せるニセ札を簡単に作ることが出来る。私たちはそんな時代に生きているのです。
目次
第1章 私とニセ札―出合いと闘い
第2章 ニセ札は、どこから来るのか?
第3章 ここまで来た、進化するニセ札
第4章 ニセ札という名の経済テロ
第5章 知らなかった、ニセ札の話あれこれ
第6章 日本のお札は大丈夫か?
著者等紹介
松村喜秀[マツムラヨシヒデ]
(株)松村エンジニアリング代表取締役。昭和24(1949)年、島根県生まれ。大学で電子工学を学んだのち、センサー技術などを応用したフリーの設計士となる。昭和58年には産業用部品などの設計・試作品製作を手掛ける松村エンジニアリングを設立。ソウルオリンピックに向けて昭和60年よりニセ札鑑定機の開発に着手し、翌年市場に投入する。その後、世界を震撼させたニセ100ドル紙幣、「スーパーK」の発見者として世界的に有名になる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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