内容説明
第二の鍵を捜すのは司書のダナに決まった。ダナは、久しぶりに町に戻ってきたかつての恋人ジョーダンが気になっていた。彼は唐突に町を出ていってしまい、捨てられたと思いこんだダナはひどく傷ついていた。新しく開く店舗“インダルジェンス”の改装に取り組む一方で、ダナは「鍵」の手がかりは本のなかにあると考えた。再会したジョーダンと心が通い、わだかまりが解けるうち、ふたりは思いもかけない場所に「鍵」があることに気づく。「魂の箱」をひらく鍵を探す三人の女性の冒険は佳境に向かう。
著者等紹介
ロバーツ,ノーラ[ロバーツ,ノーラ][Roberts,Nora]
1981年に『アデリアはいま』(サンリオ文庫)でデビュー。一躍ベストセラー作家となる。86年にはアメリカ・ロマンス作家協会初の名誉殿堂入りを果たした。作品はこれまでに約1億5千万部売れている。現在、メリーランド州に夫と二人の息子とともに住んでいる
岡聖子[オカセイコ]
同志社大学文学部卒。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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