内容説明
あまり幸せとはいえない家庭に育ち、拒食症に悩まされた少女ドリーヌは、一つの希望を胸に抱いた―それは、幼い頃からの夢、空を飛ぶこと!だが、ドリーヌを過酷な運命が襲う。訓練飛行中に機が墜落、一命は取りとめたが、下半身不随となったのだ。このとき、ドリーヌは16歳。それでもドリーヌは、夢に向かって歩みだす。「もう一度、空を飛びたい!」地上では不自由なドリーヌも、空の上では自由なのだ…。挑戦をつづけるドリーヌが、女性として、障害者として、ありのままの自分を率直に語った、感動の手記。
目次
第1章 事故
第2章 少女時代
第3章 車椅子の生活
第4章 ふたたび空へ
第5章 職業パイロットへの壁
第6章 本当の私
著者等紹介
ブールヌトン,ドリーヌ[ブールヌトン,ドリーヌ][Bourneton,Dorine]
フランス・ロワール県に生まれる。15歳で、父とともに地元の飛行クラブに参加するが、16歳のとき、乗っていた機が墜落、下半身不随となる。20歳で飛行士のライセンスを取得。障害者飛行士の中心となって活躍中
中田文[ナカタアヤ]
玉川学園大学文学部外国語学科フランス語専攻卒業。フランス語・イタリア語の翻訳・通訳者として活躍。イタリア・トリノ郊外に在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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