出版社内容情報
2023年11月でめでたく100歳を迎える作家・佐藤愛子の
魅力と情報が詰まった完全保存版!
<作家対談>
又吉直樹 小池真理子 田辺聖子
<直木賞受賞作>
直木賞選評 +「戦いすんで日が暮れて」全文掲載 + 受賞ドキュメント
<自薦傑作小説+自作解説>
「ソクラテスの妻」
「オンバコのトク」
「沢村校長の晩年」
<交友録&グラビア> 遠藤周作・北杜夫・川上宗薫
<抱腹絶倒エッセイ> <生涯年譜> etc…
佐藤愛子の愛読者はもちろん、未読の人も楽しめる太鼓判の一冊。
内容説明
戦いすんで日が暮れて―90歳を超えてなお多くのヒット作を出し続ける作家・佐藤愛子。傷心・奮闘の修業時代を経て45歳で直木賞受賞、100歳を迎える今日までの自選ベスト・名作小説、抱腹絶倒エッセイ、作家同士の対談、直木賞受賞ドキュメント、交友録&写真、そしてラストメッセージ。魅力と情報が詰まった完全保存版。
目次
対談1「人生には貧乏が必要だ」又吉直樹
随想(修業時代かくありき1それは淀んだ暗い沼の中だった;修業時代かくありき2暇あって金なし;修業時代かくありき3文藝首都の若僧たち)
愛子の自選傑作小説ベスト3「ソクラテスの妻」(+自作解説)
対談2「夫婦作家の悲喜こもごも」小池真理子
オール讀物「直木三十五賞選評」再掲載
随想 受賞ドキュメント「直木賞がくれたラブレター」
直木賞受賞作「戦いすんで日が暮れて」
壮絶交友録 佐藤愛子の変な人たち
悶絶ルポ「愛子の小さな冒険 大阪万博1970」
愛子の自選傑作小説ベスト3「オンバコのトク」(+自作解説)
対談3「“仏の愛子”と“怒りのお聖”」田辺聖子
滋味エッセイ 我が老後「とりとめもなく髭の話」
愛子の自選傑作小説ベスト3「沢村校長の晩年」(+自作解説)
作家・佐藤愛子99年の歩み
ラストメッセージ「みんないなくなってしまった」
著者等紹介
佐藤愛子[サトウアイコ]
大正12(1923)年大阪生まれ。甲南高等女学校卒業。戦後「文芸首都」の同人となり小説を書き始める。昭和44(1969)年「戦いすんで日が暮れて」で第61回直木賞を、昭和54年「幸福の絵」で第18回女流文学賞を受賞。ユーモアの効いた世相風刺と、人生の哀歓を描く小説やエッセイで多くの読者を魅了する。平成12(2000)年、父の作家・佐藤紅緑、異母兄のサトウハチローを始めとする佐藤家の人々の凄絶な生の姿を描いた大河小説「血脈」の完成により第48回菊池寛賞を受賞。平成27年「晩鐘」で第25回紫式部文学賞を受賞。平成29年、旭日小綬章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hitotak
choike-voike
リEガン
あん肝ポン子
-
- 和書
- 新編四季の俳画 〈冬〉