目次
第1章 母のぬくもり
第2章 ゆがんだ心
第3章 嵐の青春
第4章 暴走街道ひた走り
第5章 修羅の果て
第6章 明日に向かって
第7章 それでも生きる
思い出いろいろ―長女・綾乃の手記
特別な十六年?でも幸せ!―次女・麻衣の手記
著者等紹介
伊藤幸弘[イトウユキヒロ]
1952年神奈川県生まれ。非行カウンセラー、伊藤幸弘教育研究所所長。高校3年生の時、傷害事件を起こし家裁送致へ。20歳で平塚市を拠点とする構成員1万5千人の暴走族「相州連合」の2代目総長に。道路交通法違反で再び逮捕され、刑務所で一年服役。出所後、自動車修理会社に勤めながら、20年間にわたり、500人以上の少年少女を更生させる。’99年会社を辞め、伊藤幸弘教育研究所を設立。同年4月、衆議院の青少年問題に関する特別委員会で参考人として意見を述べている。特定非営利活動法人青少年問題防止ネットワーク理事長、子育て協会静岡支部長、静岡県教育共同組合顧問
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Mika Furushima
0
武勇伝かと思ったが、なぜ人のために生きることになったかが理解できた。それは何度も修羅場をくぐり抜け、その度に生かされていると実感したこと、そして亡き父親との約束だから。 伊藤さんの長女次女の手記もとても良かった。父親としての伊藤さんのことを信頼し尊敬していて、伊藤さんの仕事をよく理解している家族であり、彼女たちの葛藤を知り、感動した。 我が家の息子たちにも読ませたい作品である。2014/09/20
ちー@迷える子羊
0
一度道を外れると軌道修正するには並々ならぬ困難が待ち受けている…。道を外れてしまった自分には、辛い現実を教えてくれる苦い本になりました。2011/03/15