内容説明
旧約聖書「民数記」に癒しの力を持つと記されている「青銅の蛇」―。預言者モーゼが作ったとされる「青銅の蛇」はその後、失われたと信じられていたが、聖書考古学者マーフィーは謎の老人の導きで、その在処を記したパピルスを手に入れた。宗教的狂信者によるテロがささやかれる不穏なアメリカを離れ、中東へ飛んだマーフィーの周囲では驚くべき事件が続発する。「インディ・ジョーンズ」を超える壮大なスケールで、全米を興奮させた超大型冒険伝奇アクションシリーズここに開幕。
著者等紹介
ラヘイ,ティム[ラヘイ,ティム][LaHaye,Tim]
もと牧師、教育家。聖書のなかの終末思想をベースにした、『レフトビハインド』シリーズ(いのちのことば社)は、合衆国で5000万部以上のベストセラーになっている
ディナロ,グレッグ[ディナロ,グレッグ][Dinallo,Greg]
サスペンス作家
公手成幸[クデシゲユキ]
英米文学翻訳家
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感想・レビュー
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absinthe
16
キリスト教万歳の匂いが強すぎるが、エンターテイメントとしては面白い。インディ―ジョーンズのような冒険&謎とき&遺物発掘の物語。本書は聖書を狭義に正しいと解釈する著者によって書かれている。
はれるや
1
いきなり格闘。青銅の蛇を探すマーフィーに危機が迫る。謎の組織「ザ・セヴンズ」の魔の手は夫妻と教え子シャリに伸びる。ダニエル書の再現場面が非常にお気に入り。さ、続けて下巻だ!2011/12/28
ソラ
0
レフトビハインドと同じ著者なので読んだが全く趣が違う。アクションに次ぐアクションでスリリング。2018/02/13