内容説明
“柳谷”を苦しめ、そこを足がかりに世界制覇をたくらむ、妖術使いバルサス・ダイア!大魔法使いの弟子であるきみは、人びとの命運をかけて、危険な敵の砦へ入っていく…魔法の術という新システムをくわえ、ますますパワーアップした、興奮のゲームブック第2弾。
目次
ゲームを始めるにあたって
魔法の使い方
魔法の術一覧
装備
いきさつ
バルサスの要塞
著者等紹介
浅羽莢子[アサバサヤコ]
東京大学文学部卒業。英米文学翻訳家
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感想・レビュー
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Tatsuya
4
20数年ぶりに読んだ『火吹山の魔法使い』に続く『ファイティングファンタジー』シリーズ第二弾のゲームブック。前作以上に内容を全く覚えていなかったので、ほとんど初読みたいな感じで楽しく遊べました。前作と比較して、マッピングがしにくかった。その反面、バルサスの砦に住む敵それぞれに、生活感がにじみ出てて良かった。魔法のシステムは、同作者の『ソーサリー』と比較すると、やっぱり実験段階かなぁ、という印象。訳者の浅羽さんが、本作では「monster」を「妖怪」と訳したのは、どういう意図だったのかが気になります。2009/06/22