扶桑社文庫
平然と車内で化粧する脳

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  • サイズ 文庫判/ページ数 243p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784594046538
  • NDC分類 491.371
  • Cコード C0195

内容説明

人前でイチャつく、所かまわずしゃがみ込む…激増する不可解な若者たち。でも、すべては、モンゴロイド日本人の「脳の進化」に逆らった生活と子育てが原因だった!脳科学の視点から日本を見た、“激しく納得”の大結論が詰まった一冊。脳科学界の鬼才・沢口俊之先生に“プロのおちこぼれ”こと生徒・南伸坊が聞いた、目からウロコ間違いなしの最新脳科学講義集。

目次

プロローグ それはネオテニーから始まった
第1章 ヒトはネオテニー化したサルなのだ
第2章 モンゴロイドとはどういうヒトか?―ネオテニー的進化がもたらした日本人の宿命
第3章 ネオテニーの落とし穴
第4章 脳内汁の秘密
第5章 進化とズレた日本人の脳
第6章 日本人の脳の未熟化を止めよう!

著者等紹介

沢口俊之[サワグチトシユキ]
1959年東京生まれ。北海道大学理学部生物学科卒業。京都大学大学院理学研究科修了。米国エール大学医学部神経生物学科リサーチフェロー、京都大学霊長類研究所助手などを経て、現在、北海道大学大学院医学研究科・医学部脳科学専攻教授。専門は認知脳科学、霊長類学

南伸坊[ミナミシンボウ]
1947年東京生まれ。岡田節人、多田富男、養老孟司といった「大知識」の話をコドモのように聞いてまとめたシリーズ『生物学個人授業』『免疫学個人授業』『解剖学個人授業』(新潮社)で“生徒の達人”と称される
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どすきん

0
2016年の挫折本。原因の追及に異論があるらしい。ではどうすれば良いのかが、読み取れなかった。そもそも対策が必要か、という議論もあるようだが。変な事だと思うけれど。2016/06/22

TommaS

0
色々勉強になった。発行日が2000年9月と少し古いため,修正を要する点が幾つか有るだろうと非専門の私でも思う。それを踏まえても学ぶことは多かった。羅列すると,父親としての役割。全知性を統括する前頭連合野の重要性。複雑な社会を生き抜く知性を伸ばすことの大切さ。脳に合わせた普通の生活と子育て,などなど。やや大げさな点や確定していない著者の意見もあると思うが,一読する価値があると思う。ちなみにプロローグの「それはネオテニーから始まった」を,暫くの間「それはオナニーから始まった」と勘違いしてましたf(^^;2013/04/16

ほたぴょん

0
南伸坊が生徒役になって先生役とマンツーマンで授業を受ける『個人授業』シリーズの4冊目…かと思ったら出版社が違うので、正式な続編じゃないらしい。やってることは一緒ですが。肩肘張らずに「へーっ」ていう驚きのあるお話が聞けるので、このシリーズは好きなのです。脳にはタケノコがいいらしいお!2011/02/26

ヒコ。

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南伸坊が生徒役になって聞く脳の話、分かりやすい半面情報は浅い …うっかり再読。ヒトを一夫多妻だと言い切っているが、乳児の母親への負荷の大きさを考えれば一夫一妻と考えられるし、オスメスの体格差が小さいことからは同様のチンパンジーと同じく乱婚性の傾向が読み取れる。著者は脳の専門家だが、もっとサルとしての自覚を持つべきではないか。ウキーッ2011/10/06

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