ジロジロ見ないで―“普通の顔”を喪った9人の物語 (普及版)

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  • サイズ A5判/ページ数 195p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784594042745
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

この本に登場する9人は、顔に手術や治療で治すことのできない、アザや病気、ヤケドを負っている。彼らは、ただ見た目が“普通と違う”というだけで、人から好奇な視線を向けられてしまう。彼らを取りまく環境は、とても厳しいものだ。学校での生活、就職、恋愛など。私たちが、当たり前のように経験するさまざまな出来事でも、彼らはイジメに遭ったり差別を受けている。そんな辛い現実に苦しみ、考えながら、必死に向き合ってきた彼ら。彼らが進んできた道には、力強く前を向かせてくれた、光のような存在があった。

目次

藤井輝明さん―ジロジロ見られたら笑顔でおじぎをする
望月富美代さん―“ヤケドを負った私”を乗り越え、“私自身”の人生を始める
石井政之さん―アナタは頬をマジックで赤く塗って外出できますか?
久保丈夫さん―アザのためにいつも下を向いていた自分。でも、シドニーでは顔を上げていられた
益本栄一さん―学校にも社会にもあるイジメや差別。それを乗り越えて手に入れた自分らしさ
松本学さん―“普通”と“普通じゃない”のはざまで揺れ動いた心
大木康幸さん―職場で大きな誇りを得た。今はもっと社会へ出ていきたい
佐々木剛さん―大ヤケドをして、一度は捨てた役者人生。しかし、ずっと待っていてくれたファンがいた
阿部更織さん―髪の毛がない“事実”を“個性”へと変えた

著者等紹介

高橋聖人[タカハシキヨト]
1960年、静岡県生まれ。広告代理店勤務を経て1984年からフリーカメラマンに。コマーシャルやエディトリアルなど幅広い媒体活動の場を持ち、ファッションから人物、静物まで独自の感性で鋭く写し込む。1997年には銀座コダックサロンにて個展「URTRA」を開催。週刊『SPA!』など週刊誌やファッション誌で活躍中

茅島奈緒深[カヤシマナオミ]
1970年、東京都生まれ。出版社勤務での編集経験を経て1993年からフリーライターに。人物インタビューを得意とし、週刊『SPA!』など雑誌を中心に執筆活動を行う
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

グレ

61
鬼灯の金魚草さんの感想から知った本。顔の痣が中二の夏に急に盛り上がってしまった男性。シンナーが原因で耳や指が欠けるほどの火傷ば負った女性。顔の痣のことを跳ね返して顔面漂流記ち本を出した男性。父を過労による大動脈瘤破裂で亡くした男性。勤勉だがしょうむない排他思想の日本人から顔のことで散々差別されてきた人も、人種の坩堝たる所に行けば誰からも奇異な目で見られないそうだ。9人目は体毛が全くなく、27歳の若さで自ら命を絶った女性。職場にカツラの上司がいるが、やはり髪の毛がないのは深刻な悩みのようだ。コメント欄で反省2016/09/15

GAKU

58
火傷や病気で外見、特に著しく顔が異なる男女9人の写真入りでのドキュメンタリー。まずはこの本に登場した9人の方々の勇気に感服しました。また電車に乗っている時に顔に唾を吐きかけられたなどの、エピソードには信じられないという思いでした。「人間外見じゃないから」なんて言葉は、決してこの方達に安易にかけてはいけない重みを感じました。最後に登場した円形脱毛症の女性の方が、本の原稿完成直後に自らの命を絶たれたという文面はショックでした。2016/09/18

あかは

47
この本の存在を知ったのは、かなり前のことだったと思う。なかなか読む機会がなく、やっと読めた。読めた…けど、かなりハードだった。1人の方の話を読むたびに休憩して、次の方の話へ、と読み進めていった。壮絶な話ばかりだった。もしも、自分が出会ったらどういう反応を示すのだろうとも考えたけれども、わからなかった。でも、気休めに言葉をかけてはなんにもならない、とわかった。医者の無神経な言葉。手術を勧めておいて、途中でどうにもなくなると、あっさり中止。そんなところにも理不尽さを感じた。(→続く)2017/08/15

らむちん

37
読友さんオススメ本。病気や火傷などで特に顔が普通と異なってしまった9人の方々の話。とても考えさせられた。いい中年のオジサンがそういう方に唾を吐く、という実話があったが酷すぎる。同じ人間なのが恥ずかしい。自分は知らぬ間に傷つけていた、というような行動を取らないように心がけたい。2017/03/05

美登利

32
ダメだなぁ、私。目が悪いせいもあってアザがある人がいま通ってるプールで見かけるのですが、ジロジロというかジッと見てしまっています。ハッとしてイヤいけない!こんなことでは、相手がもっと嫌な気分になるはずだから。と思う心はもちろんあります。違ってるひとを見たときどう対応すれば良いのか、こんな年になってもまだ私には答えがわからないです。最初の方が言ってたように、目が合ったら笑顔で返せばそれで良いのかな?2013/08/03

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