内容説明
大ヒットシリーズ「教科書が教えない歴史」から2001年の「歴史教科書」まで、自由主義史観研究会が注目を浴びてきました。本書では、リーダーである藤岡氏自身と、会の気鋭の書き手である小宮宏氏が、明治維新のスーパースターともいえる高杉晋作、坂本龍馬を取り上げ、今までにない観点で、わかりやすく彼等の業績を読み解いていきます。高杉晋作は長州の藩論を倒幕に導き維新の成功を決定づけたという点。坂本龍馬ははやくも現在の日本と国際情勢に通じる世界的な視野をもっていたこと。…等々を、彼等の誇りと気概に満ちた生き方とともにみずみずしく伝えていきます。
目次
高杉晋作(彦島;菊屋横丁;吉田松陰;松下村塾 ほか)
坂本龍馬(夜明け前;土佐のよばれたれ;黒船来航;運命の出会い ほか)
著者等紹介
藤岡信勝[フジオカノブカツ]
1943年、北海道生まれ。北海道大学教育学部卒。同大学大学院教育学研究科博士課程単位取得。名寄女子短期大学講師、北海道教育大学助教授、東京大学教育学部助教授を経て、1991年より同大学教授(学校教育開発学コース)。1995年自由主義史観研究会を組織し、教室からの歴史教育の改革に着手。1996年「新しい歴史教科書をつくる会」を創立、中心メンバーとして活躍
小宮宏[コミヤヒロシ]
1955年、佐賀県生まれ。明治大学商学部卒業。鳴門教育大学大学院学校教育研究科修了。現在、佐賀県神埼町仁比山小学校教頭
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