シリアからきたバレリーナ

個数:

シリアからきたバレリーナ

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年04月26日 00時50分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 303p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784037269609
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

シリア人の少女アーヤは、イギリスで難民認定を待っているところだ。
内戦で住めなくなったシリアを脱出し、ようやくマンチェスターに辿り着いた。途中、小さなボートで海を渡る際に父と離れ離れになり、気力を失った母を支えながら赤ちゃんの弟をつれて、毎日、難民支援センターに通っている。
ある日、同じ建物にバレエ教室があることに気づく。シリアでバレエを習っていたアーヤは、そこで明るい少女ドッティや先生ミス・ヘレナに出会い、踊ることで息を吹き返していく。
希望とあたたかさと人間性に満ちた、2020年〈カーネギー賞〉ノミネート作品。

内容説明

あたしは難民として生まれたわけじゃない。みんなとそんなにちがわないの。というか、ちがわなかったの。シリアの内戦によってアレッポの街を脱出し、イギリスにたどりついた少女アーヤと家族の物語。ふるさとでのおだやかな暮らしや逃避行の回想をはさみながら、アーヤがバレエを通して新しい生活をきずいていく姿を描く。イギリスの児童文学賞カーネギー賞ノミネート作品。小学校高学年から。

著者等紹介

ブルートン,キャサリン[ブルートン,キャサリン] [Bruton,Catherine]
オックスフォード大学英文科卒業。中学校の英語教師として働きながら、児童文学作家として活躍。アフリカや中東などからの難民の子どもたちを教えた経験を持つ。『シリアからきたバレリーナ』はイギリスの児童文学賞“カーネギー賞”にノミネートされた。英国バース在住

尾〓愛子[オザキアイコ]
東京大学教養学部卒業後、児童書出版社の編集者を経て、東京大学大学院総合文化研究科にて学術修士号取得。大学院在学時より児童文学の翻訳家として活動開始。東京在住

平澤朋子[ヒラサワトモコ]
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業後、児童書の挿絵や絵本の分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

昼夜

23
日本は難民認定が厳しくて出会う機会がないので自分の部屋で寛ぎながら読むと罪悪感がもたげてくるけどそれは偏見なんだよと教えてくれた。それに一度弾圧や戦争が始まれば自分も難民になる可能性があるわけだし、それはいつも突然に始まるんだと思いました。バレエは殆ど知らないけれど主人公アーヤとイギリスで出会った少女ドッティたちが楽しそうに踊っているのは解るしアーヤの葛藤や↓の文章が心を打って応援したい気持ちでいっぱいになりました。2022/02/02

麗月

16
図書館本。タイトルに惹かれて読む。踊る事の意味、芸術が持つ力をしっかり描いていた。ユダヤ系でホロコーストを逃れたバレエ教師と、シリアで戦火に襲われ、父を失った主人公。二つの戦争を越える、二人のバレエへの思い。尊い…。2022/04/03

NakaTaka

9
シリアの政変で命からがらイギリスに辿り着いたアーヤ。父は行方不明、病を抱える母と幼い弟の面倒を見て、英語がわからない母の代わりに難民申請や生活のための交渉までするアーヤ。そんなアーヤの心の支えはバレエだった。ハッピーエンドに違いないと確信しつつもその過程が気になって夜を徹して読んでしまった。EUにおける難民問題は記憶にあるがぼんやりとしか実感できていなかった。第二次世界大戦でもその後も難民問題は繰り返し、継続しているのだ。「諦めるな!夢をつかめ!」ラストは私も一緒にアーヤを応援していた。2023/09/30

ねこのあくび

7
「いつの時代にも、戦争はあったし、難民もいたのよね」 イギリスで子供たちにバレエをおしえるミス•ヘレナは言います。自らの生い立ちと運命を今も抱いて生きている彼女だからこその深いセリフです。シリアからイギリスに逃れる途中家族とはぐれ、悲しみと痛み、そして勇気と夢も持ち合わせた主人公アーヤが、ミス•ヘレナと出会えた奇跡が、実際の世界でも起こりうるためには歴史と同時に戦争が強いる犠牲をしらなければならない。もしかしたら近くにいるかもしれない。一人一人が考えなければならない。広く読んで欲しい名作だと思います。号泣2022/07/24

がらす

5
シリア内戦によって故郷のアレッポを逃れ、イギリスにやってきた少女と家族の物語。難民と呼ばれる人にも元々は普通の暮らしがあったこと、ハッとさせられます。ミス・ヘレナやドッティとの運命的な出会いを経て大好きなバレエを続け、新たな生活への希望を見出していくアーヤの姿が眩しく、清々しかったです。2022/07/18

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18968216
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。