シリアからきたバレリーナ

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シリアからきたバレリーナ

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  • サイズ 46判/ページ数 303p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784037269609
  • NDC分類 K933
  • Cコード C8097

出版社内容情報

シリア人の少女アーヤは、イギリスで難民認定を待っているところだ。
内戦で住めなくなったシリアを脱出し、ようやくマンチェスターに辿り着いた。途中、小さなボートで海を渡る際に父と離れ離れになり、気力を失った母を支えながら赤ちゃんの弟をつれて、毎日、難民支援センターに通っている。
ある日、同じ建物にバレエ教室があることに気づく。シリアでバレエを習っていたアーヤは、そこで明るい少女ドッティや先生ミス・ヘレナに出会い、踊ることで息を吹き返していく。
希望とあたたかさと人間性に満ちた、2020年〈カーネギー賞〉ノミネート作品。

内容説明

あたしは難民として生まれたわけじゃない。みんなとそんなにちがわないの。というか、ちがわなかったの。シリアの内戦によってアレッポの街を脱出し、イギリスにたどりついた少女アーヤと家族の物語。ふるさとでのおだやかな暮らしや逃避行の回想をはさみながら、アーヤがバレエを通して新しい生活をきずいていく姿を描く。イギリスの児童文学賞カーネギー賞ノミネート作品。小学校高学年から。

著者等紹介

ブルートン,キャサリン[ブルートン,キャサリン] [Bruton,Catherine]
オックスフォード大学英文科卒業。中学校の英語教師として働きながら、児童文学作家として活躍。アフリカや中東などからの難民の子どもたちを教えた経験を持つ。『シリアからきたバレリーナ』はイギリスの児童文学賞“カーネギー賞”にノミネートされた。英国バース在住

尾〓愛子[オザキアイコ]
東京大学教養学部卒業後、児童書出版社の編集者を経て、東京大学大学院総合文化研究科にて学術修士号取得。大学院在学時より児童文学の翻訳家として活動開始。東京在住

平澤朋子[ヒラサワトモコ]
武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業後、児童書の挿絵や絵本の分野で活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

NAO

55
シリアの少女アーニャ一家の内戦が起きたシリアを逃れイギリスに来るまでとイギリスで難民申請を待つ日々を描いた物語。シリアから逃れてきた少女がバレエを通して新しい世界に受け入れられていく様子、そして彼女と周囲の人々との関わりが描かれている。暗くなりすぎていないのは、明るい未来を予感させる。とはいえ、頼みの綱の父親は船から落ち行方不明、母親は英語もわからず体調不良、まだ乳飲み子の弟の世話までして少女はヤングケアラー状態。主人公の周囲にも問題多く、詰め込み過ぎかも。2024/07/14

イケメンつんちゃ

36
斬新!斬新!青い靴 ナイス営業は 結局 抵抗勢力の邪魔だてと 巳年姉さんも経験した ナイス打ちがフリーズ 夕方にやります レビューさんのオススメ 読みたかった絵本 図書館司書さんが出してきたのは 広辞林なわけないか 300ページのサーフィン 二人のバレリーナの悲しい生い立ち シリアの内戦 ナチスの暴挙 分かっているつもりですが 平和ってなかなか 泣いてはいけないけど ただただ涙が止まらない バレエって昔 小学生の学習雑誌のマンガの定番 主人公はいじめられやじられ 才能が開花してください ファウストラーゼン2025/03/11

昼夜

24
日本は難民認定が厳しくて出会う機会がないので自分の部屋で寛ぎながら読むと罪悪感がもたげてくるけどそれは偏見なんだよと教えてくれた。それに一度弾圧や戦争が始まれば自分も難民になる可能性があるわけだし、それはいつも突然に始まるんだと思いました。バレエは殆ど知らないけれど主人公アーヤとイギリスで出会った少女ドッティたちが楽しそうに踊っているのは解るしアーヤの葛藤や↓の文章が心を打って応援したい気持ちでいっぱいになりました。2022/02/02

麗月

17
図書館本。タイトルに惹かれて読む。踊る事の意味、芸術が持つ力をしっかり描いていた。ユダヤ系でホロコーストを逃れたバレエ教師と、シリアで戦火に襲われ、父を失った主人公。二つの戦争を越える、二人のバレエへの思い。尊い…。2022/04/03

NakaTaka

11
シリアの政変で命からがらイギリスに辿り着いたアーヤ。父は行方不明、病を抱える母と幼い弟の面倒を見て、英語がわからない母の代わりに難民申請や生活のための交渉までするアーヤ。そんなアーヤの心の支えはバレエだった。ハッピーエンドに違いないと確信しつつもその過程が気になって夜を徹して読んでしまった。EUにおける難民問題は記憶にあるがぼんやりとしか実感できていなかった。第二次世界大戦でもその後も難民問題は繰り返し、継続しているのだ。「諦めるな!夢をつかめ!」ラストは私も一緒にアーヤを応援していた。2023/09/30

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