内容説明
聖骸布の血痕から、キリストのクローンとして生まれたピーターは、奇蹟の力を発揮し、いまやローマ教皇の座についていた。ヴァチカン秘密警察を駆使して、邪魔者を排除しようとするピーターに、カトリック史上最大の謎“七の秘密”が立ちはだかる。一方で、奇蹟をなす者が世界各地に次々と出現、はるか宇宙では太陽が異常活動をはじめ、地球に破滅の影が迫る―ついに人類の命運をかけた神と悪魔の最後の戦いがはじまった!モンテルオーニが『聖なる血』につづいて放つ、壮大な黙示録ホラー。
著者等紹介
モンテルオーニ,トマス・F.[モンテルオーニ,トマスF.][Monteleone,Thomas F.]
1946年生まれ。イエズス会で教育を受け、心理学と文学の学位を取得。72年に作家デビュー。『聖なる血』でブラム・ストーカー賞を受賞。出版社を設立して幻想文学の限定版を出版するほか、大学講師としても各地を回っている
本間有[ホンマユウ]
英米文学翻訳家
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Alex
6
ダークサイドに堕ちたキリストのクローンはローマ教皇になりましたが、結局最後はああならないとおさまらないんですよね。こんなことになるならクローンなんか造らなきゃよかったのにという思いばかりが漂う本作でありました。2013/05/04
No.7
0
結末が気になって仕方がないので嫌々読みました。決着の善し悪しはともかくハッキリ終わったようなので満足です。2016/12/17
慧
0
BOMB2001/09/06
fukafkacraft
0
キリストの遺伝子を発現させた人間が世界を変える壮大なスペクタクル続編。万能感に溺れ、大暴走。凄く面白いのに登録数が異常に少ないのは、読メユーザー年齢層の低さを物語っているのかな?2001/12/14
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