内容説明
神様により不慮の死を遂げさせられたごく普通の高校生、佐伯継那。彼は魔法とモンスターの脅威に満ちた異世界へと転生し、七つに分けられた強大な魔書を集めるべく、オリジナルの魔物を召喚する能力を与えられる。「人族至上主義」を掲げる神聖国によって、大陸全土を巻き込む戦争がついに勃発した。さらに神聖国を率いる七煌教会教皇のイリスは、かつて世界に混乱と破滅をもたらした悪神オルクスの封印を解こうとしているという。このままでは、世界が再び絶望に包まれ、大切な仲間を失うことになるかもしれない。そう考えたツグナは、戦争を終結させるため、そして悪神の復活を阻むため、イリスとの決戦に臨むのだった―全ての魔書を集めることで手にした最強召喚師の最後の切り札が、悪辣なる陰謀を打ち砕く!
著者等紹介
幾威空[イクイソラ]
2014年より「黒の創造召喚師」をWeb上にて連載開始。同作で「第7回アルファポリスファンタジー小説大賞」特別賞を受賞し、出版デビューに至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
一条梓(アンフィトリテ)
6
守山市立図書館から。それまでの巻に比べるとこの巻で終わらすためにものすごく詰め込んであわただしく話を進めている感じです。最後の決め手はやっぱりそれしかないよね。と思う感じでした。2018/09/05
TAMA
4
ここで終わりなのかな。気が付いてもらえない強者!みたいなシチュエーション多かった。復讐を肯定するんだなとか、カタルシスなところとか好きでした。なかなか独特の感性でおられると。2018/04/27
おやぶん
2
ついに完結しました。 ツグナは最後の敵に対して魔道書の力をフルに活用して戦う。そして彼は人間を超えることとなる。 読みやすくて面白かった。 彼らのその後などもう少しスピンアウト作品があれば読んでみたいな。2019/01/06
依音@いおん
2
完結!2018/12/22
fap
1
味方が攻撃して敵が反撃して味方が奥の手を出す話。 戦いの流れをシーソーゲームに仕立てたかったようだが、 逆転劇が規則正しすぎてメトロノームを見ている気分になる。 それでいて一つ一つがあっさり終了するので、何をしたかったのかわからない。 スケールが大きくなって強大な敵を相手にしなければならない物語は 風呂敷のたたみ方が難しいのだろうて。 2018/06/01