内容説明
始末屋ジャックは、小児エイズ・センターで起きた卑劣な犯罪を解決する仕事から、美しき女医アリシアと出会う。だが、彼女自身がたいへんなトラブルをかかえていた。遺産として受け継いだ屋敷をめぐって暗躍する、ふたつの謎の結社。隠された秘密をついに解き明かしたジャックは、世界を根底から揺るがす凄絶な戦いに巻きこまれていた…モダンホラーの金字塔『マンハッタンの戦慄』の始末屋ジャックが帰ってきた!F・ポール・ウィルスンが構想も新たに贈る、アクション・エンターテインメント。
著者等紹介
ウィルスン,F.ポール[Wilson,F.Paul]
1946年ニュージャージー生まれ。医師として働くかたわら小説を執筆し、81年に発表した『ザ・キープ』で一躍人気作家となる。壮大な伝奇ホラー6部作〈ナイトワールド・サイクル〉をはじめ、SF、医学サスペンスなど、精力的な活動をつづけている
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しましまこ
16
ジャックさん、ほんとに格好いいな。2019/06/06
そら
5
今作は異界の存在がなく、最後までアクション路線。 ジャックがカッコいい! 次の『異界の扉』も楽しみ。2014/12/07
つるら@turulaJB
4
アドヴァーサリサイクルの最終シリーズ(?)。 本作は例外的なオチです、不満のある方もいるでしょう、でもあきらめないで。 次巻以降はきっと満足できるはず。シリーズ翻訳がストップしちゃっているようなので買い支えてあげて!!2018/02/13
カマー
4
今回は超常的な物が関係しないアクション作となっている 神話の魔物や世界の終末を戦い抜いたジャックにとってアラブ系の傭兵など相手にならず手玉に取るように撃退する様はかっこいいの一言に尽きる また日本人のエージェントが出てきたが、この瀧田さんが尾行に長けていたりアメリカの料理のことばかり考えてたりするのはやけにリアルで日本人の特徴をつかんでると思った 2015/11/06
May
2
記録として。読了11作目。記録がないので読了日は発行日。かなりしばらくぶりのウィルスン。最後のウィルスン(多分)。追記:ウィルスン作品、全部絶版のようですね。背表紙が日焼けした(色落ちした)私の本、bookoffじゃ買ってくれないし、近くには買取をしてくれるような古書店もないし。本の交換会にでも出せば読んでくれる人いるんだろうけど。2001/01/30