内容説明
羊水検査の結果、障害児の確率は99%。それでも私は産む!どんな命にも、生きる意味がある―。天使を授かった家族の、愛と感動の物語。
目次
1 人生を変えたアクシデント
2 つわりとの戦い
3 夢の知らせ
4 炎のなかの救いの手
5 羊水検査 産む・産まないという選択
6 流産?この子は私が守る
7 染色体異常
8 私の決心と世間の目
9 午前三時の大ゲンカ
10 不思議な出来事
11 愛が、そこにある
12 美しい私の赤ちゃん
13 アダムには天使がついている
著者等紹介
ベック,マーサ[Beck,Martha]
キャリア・カウンセラー。かつて名門ハーバード大学で博士号取得を目指していた著者は、出産前の羊水検査によってお腹の赤ちゃんに障害があることを知らされるが、悩み抜いたすえに息子アダムの出産を決意。大学を辞め、現職に就く。雑誌コラムニスト、テレビ番組のアドバイザーとしても活躍中
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感想・レビュー
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鈴
18
お腹の赤ちゃんがダウン症だとわかり、それでも産むことを決心したマーサさん。自分だったらどうなんだろう。お腹の中にいる段階で障害児だとわかったら、産んでも産まなくても後悔するだろう。時代もあるかもしれないが、産もうと決心した彼女に対する医者や周囲が、あまりにも冷淡で驚く。産んだ結果は、タイトルと表紙の写真をみればわかる。こんな素敵な笑顔を見ると、生まれてきてはいけない命なんてないんだと改めて思う。2014/09/20
Yukiko
0
妊娠中にお腹の子がダウン症にかかっていると分かって、出産の決意をしてから出産後までのお話。 作者の出産の決意に反して社会がそんなにも中絶をすすめるのかというのが印象的。 アダム君がバラをプレゼントするエピソードは超感動。そんな息子が欲しいな。 この本はお母さんからアダム君へのラブレター。