扶桑社BOOKSミステリー<br> 革命と戦火の娘たち (下)

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扶桑社BOOKSミステリー
革命と戦火の娘たち (下)

  • 著者名:ガブリエーラ・ザーブ/仁木めぐみ
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 扶桑社(2025/08発売)
  • 2026年も読書三昧!Kinoppy電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~1/12)
  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784594094362

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内容説明

「これは、私の戦いだ。家に帰れるようになるその日まで、戦い抜く。」
ふたつの時代、ふたりの運命が交わるときにあらわれる、驚愕の真相とは──

1942年、ベラルーシ。レニングラードから疎開してきた少女・ミラは愛国心から自身も大祖国戦争の役に立ちたいと考え、レジスタンスへの参加を目論むが、祖母には反対されていた。だがある日、略奪を働くため家にきたドイツ軍士官を毒きのこで殺害することに成功し、自信をつけたミラは危険な潜入を開始する。駐屯地の調理スタッフとして潜り込み、料理に少しずつ毒をまぜて戦力を削ごうと考えたのだ。しかし前途は多難に満ちており……。
1918年、モスクワ。謎に満ちた暗殺者・オルロワを追うスウェータは、あえてオルロワに自身を狙わせるべく、カジミールや仲間にも秘密でボリシェヴィキの党員暗殺を単独で続ける。すべてはキエフに残してきたカジミールとのあいだのわが子・タチアナを守るためだった。だがオルロワの影は思わぬ方向から迫り──激動の時代を生きる二人の女性の信念を描く歴史巨編、堂々完結。〈解説・池澤春菜〉

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

アーちゃん

45
下巻は第二部(承前)と第三部、上巻を含めた全五十一章の完結編。1942年、祖母に反対されても大祖国戦争のためドイツ軍駐屯地に料理人として潜入するミラ。料理に毒を入れて病気にみせかけてドイツ人を殺していく。ある日NKVD(ソビエト秘密警察)の制服を着た男が駐屯地に現れ、歯車が狂っていく。1918年、レーニン殺害に失敗したスウェータは捕らえられ、オルロワから処罰を受ける。上巻の謎が全て回収される下巻、予想外の面白さだった。解説の池澤春菜さんによる、現代を含めたロシアの考察がまた良かった。2025/10/11

星落秋風五丈原

25
942年、ベラルーシ。レニングラードから疎開してきた少女・ミラは愛国心から自身も大祖国戦争の役に立ちたいと考え、レジスタンスへの参加を目論むが、祖母には反対されていた。だがある日、略奪を働くため家にきたドイツ軍士官を毒きのこで殺害することに成功し、自信をつけたミラは危険な潜入を開始する。駐屯地の調理スタッフとして潜り込み、料理に少しずつ毒をまぜて戦力を削ごうと考えたのだ。しかし前途は多難に満ちており……。2025/09/08

もち

14
「けれど私は今日も何千もの明日を望んでいる」◆スウェータは首魁に三発の銃弾を浴びせる。直後、凶弾が彼女を襲い――。駐屯地に潜入したミラは、自軍が敵国に通じている現場を目撃。彼女の毒が、死を運ぶ――。革命で別たれた家族は、革命によって巡り会う。■一気呵成とはこのこと、読む手が止まらない。どのパートも危機の連続で、紙一重で命を繋ぐ語り手たちの戦いに打ち震えた。劇的な真犯人登場に、容赦ない鮮血の離別。裏切り、決闘、幕切れと来客。運命は外さなかった女。全ての場面が、時を超える感慨を湛えて、心を浚う。2025/08/27

4
ロシア革命と第二次世界大戦をあくまで二人の個人の視点から書いた半生記 様々な悲喜こもごも、波乱万丈の物語も、大きな歴史の中ではほんの一部でしかない 彼女らの戦いはこれからも続く ロシアという大国の凄みを垣間見ることができる2025/08/12

Sally-m

1
革命に身を捧げるスウェータと第二次世界大戦下でナチスと戦うミラの生き様が手に取るように描かれていて読んでいてドキドキした。 スウェータとミラどちらの人生にも深く関わってくるオルロワの謎が下巻で明かされます。2025/10/31

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