内容説明
白虎隊の恨みで福島県民はいまだに山口県民を許してはいない?京都府民が勧めるお茶漬けはほんとに食べてはいけない?福井県ではマンション住まいの男は社会的地位が低い?日本一非情でこずるいのは岡山県民で、男尊女卑なのは熊本県民?東京に在住する外国人のための情報誌『ニッポン・ジャーナル』編集部が、日本の県民性について『The Hilarious Japanese』という研究書を出版した。本書は、この研究書を翻訳したものである。また、実際の県民に取材した最新データをもとに詳細な注釈も掲載。
目次
埼玉県―本当に実在するの?カフカ的不条理のダサイタマ
千葉県―漁師的な呪力とラテン的な楽天性、ナガシマサンの国
神奈川県―東京は田舎者の集まりと喝破するハマッコ
群馬県―カカア天下はゲイシャガール・スピリット
栃木県―ギョーザを宗教にまで高める、日本の北京
茨城県―問答無用の直情径行、三ぽい人々の甲高い怒声
三重県―風光明媚、お伊勢様のおかげで「覇気ないでなあ」
滋賀県―近江商人と武闘派ニンジャの影
京都府―イチゲンサンにブブヅケの古都、その陰険なる罠
大阪府―東京スタンダードを脱構築するボケとツッコミ〔ほか〕
著者等紹介
堀五朗[ホリゴロウ]
1960年生まれ。放送作家兼フリーライター。帰国子女という噂もあるが詳細は不明。新たな“翻訳”に向けて活動中
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