文春文庫<br> 寝台急行「銀河」殺人事件

文春文庫
寝台急行「銀河」殺人事件

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  • サイズ 文庫判/ページ数 265p/高さ 16X11cm
  • 商品コード 9784167454012
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

「銀河」A寝台の乗客が次々に殺される。容疑者は十津川警部の同級生。知人の窮地を救おうと警部の必死の捜査は続く……長篇推理

内容説明

ビジネスマンに人気のある大阪行き寝台急行「銀河」で女が殺された。容疑者は警視庁・十津川警部の同級生。さらに同じA寝台に乗り合わせていた乗客が、なぜか次次に殺されてゆく。逮捕が迫り追い詰められた知人の窮地を救おうと、十津川は部下の亀井刑事とともに銀河A寝台に試乗したのだったが―。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あつひめ

22
西村さんの時刻表や列車を使ったトリックは読んでいてワクワクする。ラストは思いがけない方向へ向かったので驚いてしまったけど。途中までは当たっていた(笑)日本全国血管のように巡っている線路。次は何を読もうか。2024/03/14

fumikaze

5
推理物が好きなわけではないので(この作品はあまり評判が良くないようだが)私にはこの程度でも満足。読みやすく、気楽に寝そべって読める。十津川警部が最終ページ迄に事件を解決するだろうという安心感もある。もっとも、事件が解決しても殺された5人は生き返らない。事件がきっかけで人の荒廃した生活(現実)が露呈してしまい、寒々とした後味が残る。2014/11/05

aoko

3
寝台急行「銀河」内で起きた殺人事件から連続殺人になったトラベルミステリー。被害者から加害者を考えれば考えるほど矛盾が発生する。気軽に読めるミステリー。時代が今とは全然違うけれど、作品内で28歳女性を「ハイミス」と書いていたのには驚いた。解説は十津川警部シリーズ初心者の私には興味深かく、面白かった。2023/10/11

北の親父

3
男女5人が殺害されるおぞましい事件。いろいろな仕掛けがあり楽しめた。最後に十津川警部の推理で犯人逮捕に向かうが、状況証拠だけで逮捕が可能なの。2013/01/09

Yuji

2
急行銀河、実際に乗ったことはありませんが、東京方面で飲んで帰るときにホームでよく列車をみかけました。懐かしい感じがします。 途中でだいたい結末は見当がつきましたが、それでも一気に読んでしました。2012/11/04

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