内容説明
麻薬が蔓延し暴力がはびこるストリートで生まれ、アメリカの音楽シーンを一変させたラップ・ミュージック。犯罪の温床と敵視されるなかで惨殺された伝説のラッパー、トゥパック・シャクール事件の背景にあるものは?ヒップホップ界の光と影を描き、アメリカ文化の暗部に迫る衝撃の問題作。
目次
第1章 ファック・ザ・ポリス
第2章 ドラッグ売って何が悪い!
第3章 ギャング/スター誕生
第4章 ギャングリレイテッド
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こはく丸
1
もともと雅明さんの文章が好きなこともあり、アッと言う間に読了。なので少々物足りなかった。この調子でもっと読みたいな、というところで終わってしまった感。ちょうどヒップホップにハマったのが93年だったので、まさにすべての展開が昨日のことのように思い出されます。でも、今あらためて背景を整理してみると、当時はスキャンダラスな面ばかりで捉えていたことに気付くし、好きなことなのになぜもっと掘り下げて、疑って考えなかったか不思議に思う。まぁ当時は情報も少なく知りようがなかったのだけど。さて、ビギーでも聴くかな。2018/11/17
下衆山田
0
Hip Hopアーティストの日本語での記述は、雑誌以外だと殆ど書籍化されていないので、本にまとめられているのは、歴史を遡る上でとてもありがたい。(雑誌のバックナンバーは狙って入手するのが難しい上に、目次も入手しにくいので。)2Pacの死について大変勉強になりました。ただ、横書きで文章が書かれているせいか、登場人物が多いためか、誰について記述しているのか見失うことが、ままありました。2014/08/15
bpm95
0
分からずじまい。2013/09/16
マッキー
0
ラッパーが殺されたり逮捕されたりした時に自業自得と切り捨てるのはその背景を無視した安易すぎる意見だということ。2010/08/05
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