内容説明
NYの若き司祭ピーター。説教も巧みで人望も厚い彼を、嵐の運命が待ち受けていた。路上で強盗に襲われ、死を覚悟した瞬間―奇蹟は起こった!ピーターの手から光がほとばしり、強盗を焼き殺したのだ。動転する彼は、突如バチカンに召集された。ローマにやって来たピーターは、世界をゆるがす恐るべき秘密に突きあたる…時はまさに世紀末。練達のホラー作家モンテルオーニが渾身の力をこめて描く、ノンストップ・オカルト・エンターテイメント!ブラム・ストーカー賞に輝く大作、日本に上陸。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Alex
6
キリストのクローンの話は今では余り珍しくないですが、クローンが果たしてキリストになり得るのか?終わり方が巷では余り評判はよろしくないですが、私は好きです。ただの聖人になっただけでは面白くないですから。2013/04/28
No.7
0
前半部はワクワクできたんですが、後半はちょっと…。結末はすごーく気になるので次巻も読みたいです2016/11/22
pin
0
微妙。悪くなかったと思うけど…ホラーじゃなかったね…2014/11/20
fukafkacraft
0
キリストの遺伝子を発現させた人間が世界を変える壮大なスペクタクル。発行された当時の97年に読んだが、20年経った今でも鮮烈に覚えている良書。非常に面白かった。いわゆるキリスト遺伝子を扱った走りで、その後マイクル・コーディーやジェームズ・ロリンズなどに受け継がれてきた。というより、みんなこれをパクリすぎ。1997/12/14
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