内容説明
“ひょうきん族”元アイドルの著者が重度障害児として生まれてきた我が子の子育てを綴った感動のドキュメント。
目次
第1章 やっと生まれたのに…
第2章 百万倍の希望
第3章 出会いは宝物
第4章 心の声
第5章 星にねがいを
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鈴
20
次男が採血で、絵の描かれたばんそうこうを貼られていたのをみて、以前「ゆっぴいのばんそうこう」という番組を観たことを思い出した。結局ゆっぴいちゃんは8歳で亡くなってしまったけれど、この本はまだその前の姿が書かれている。最初は、「健常児」に近づけようとゆっぴいちゃんに無理をさせていたが、だんだん頑張り過ぎることがかえって良くないことに気付き出すのが印象的。これは障害があるないに関わらず、子育て全てに言えることなのだろう。とても考えさせられた。2014/03/30
ottohseijin
2
重症新生児仮死→脳性麻痺となった児の母の手記。過剰に頑張り続ける姿が痛々しいが、それが多くの障害児の母の現実の姿。2009/12/23
アボット
1
この本を読むのは3度目。以前は息をのみながら優斗くんの状況を想像して読んだ。3度目のせいか、今回は息子の事を重ねながら読み 涙が止まらなかった。著者が優斗くんを健常児に近づけようという思いにとらわれて訓練づくめの日々を送った事は、自分も同じだった事を思い出す。
麻美
1
このドキュメンタリーをずいぶん前に観た事があったけれど、本を読むのは初めてでした。 もし自分が石井めぐみさんの立場だったらなどと色々考えながら読ませてもらいました。2011/08/19