内容説明
クリスティーナは世界的な成功を収めたファッション・デザイナー。だが一人娘のカイルは画家になるため、事業をつぐ気がないと言う。そこでクリスティーナの母オードラが、二人を仲裁するためイギリスから呼ばれた。上流家庭の出身でありながら両親を早くに亡くしたオードラは、若い頃から苦労を重ねてきた女性だった。そして今彼女は、クリスティーナが事業を始めるために支払った高い代償と、娘の幸せに捧げた自分の半生に思いを馳せる。D・スティールとならぶ超ベストセラー作家ブラッドフォードがおくる野心と愛の物語。