内容説明
アメリカ私立探偵作家クラブ(PWA)と、女性作家組織シスターズ・イン・クライムが総力を結集し、共同で編纂した話題のアンソロジーが登場。MWA,PWA最優秀短編賞をダブル受賞した傑作「メアリー、ドアを閉めて」(ベンジャミン・シュッツ)をはじめ、女探偵キンジー・ミルホーンが活躍するスー・グラフトン「ささやかな人助け」、ジェレマイア・ヒーリイの私立探偵ジョン・カディ物「略式裁判」、ナンシー・ピカードが新境地を示す「セックスと暴力」など、豪華なラインナップを揃えたファン待望の一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hit4papa
14
作家団体、アメリカ私立探偵作家クラブ(PWA)とシスターズ・イン・クライムが共同で編纂したアンソロジー第一弾。名の通った作家が寄稿しているにもかかわらず、そう気合が入っているのが見られません。あえて良いものを選べば、ベンジャミン・M・シュッツのシリーズ・キャラクター レオ・ハガディが主役で、苦い結末が余韻を残すハードボイルドな作品「メアリー、ドアを閉めて」、マイクル・コリンズのシリーズ・キャラクター 隻腕探偵ダン・フォーチュンが主役で、魅力的なキャラクターがクールに活躍する作品「英雄の死」になりますか。2017/06/11
大川 宏
1
長く、眠っていた積読本、やっと読む。ミステリのアンソロジー。簡単な解説が2作品ごとと短編の前にある。こいつが邪魔で、訳も悪いのか用を成していない。こっちの理解不足も有るのだろうが、作品にもバラつきがあり、骨が折れた。良い作品もあったが、アンソロジーの難しいところか。2015/02/25
さえき
0
スーグラフトンが読みたくて おもしろいのと意味不明なもの玉石混交2024/02/25