内容説明
カクテル・パーティの会場でプール開きが行われていた時、プールカバーの下から胸に刃物でAの文字が刻まれた女の全裸死体が発見された。その翌日、第二の殺人が起きた。被害者はインテリア・ショップを経営する中年女性。喉を掻き切られ、胸にはやはりAの文字が刻まれていた。新聞記者コリンや警察署長ハロックの必死の捜査を尻目に、三人目の犠牲者が出た。今度は五歳の少女。またしても胸にはAの文字が…。感動的作品と評された『9本指の死体』のジャック・アーリーによる連続殺人鬼ミステリー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雪紫
49
「小人たちが騒ぐので」でカーラ君が古本屋で買ったところサインペンで犯人を教えてもらった本。って、その犯人いきなり出頭しちゃってんですけど。平和な(?)観光地で起こる(ガワは)無差別殺人。解決しないせいで悪化へ転がる人間関係。挿入される街の記事はどう繋がるのか。ワルド署長いなけりゃキツくなってたかもしれないな(無能上司あえて不味いレストランに追いやったとことか笑い産み出したし)。解決しても多分署長以外は修復出来そうにない人間関係(諦め早っ!)。それ引き起こしちゃった犯人は正解か嘘かって。それは禁則事項です。2025/02/06
hati
0
途中一週間位空いたので、よく分からず。。。でも鉤十字の謎はよかった。2010/08/18