内容説明
中央アメリカや南アメリカには、古代から、複雑な文明社会が営まれていました。アステカはそのひとつと考えられています。ケツアルコアトルは、中央アメリカの神話の中心にいる神であるとともに、アステカ文化を作り出した英雄としても人々の尊敬を受けています。歴史の中でいくどもケツアルコアトルが生まれかわり、人々の前に姿をあらわすことがあったのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
KAZOO
104
舟崎克彦さんの文による、世界の神話シリーズの1冊で、これは印象的な絵だと思ったら、スズキコージさんの絵でした。アフリカのようなはなしにはぴったりの絵だと思われます。原色系でいかにもアフリカというような色彩感覚です。2017/06/02
おゆ
11
色彩も描線も筆致のすべてが躍るような、熱と血とバネのあるスズキコージさんの画の強烈な魅力。目まぐるしく生まれ変わり死に変わるアステカの自然と、それを司るケツァルコアトルの強靱な美しさを表現するには、この画風をもって他には代えられない。ここに描き出されたケツァルコアトルは、翼ある蛇でも白い顔の男でもない。褐色の肌に豪勢な装身具を纏うイケメンである。物語は端折られた分、あの手この手でケツァルを惑わすテスカトポリカに視線は集まりがちだけど、最後の一文を読むとやっぱりケツァルは神だなあと納得する。2017/06/05
魚京童!
11
え、世界を棄てればいいの?2015/08/07
マツユキ
6
世界の神話絵本から、アステカの神、ケツアルコアトル。太陽の妻で、星たちの母である女神から生れた神の王。罪の神、テスカトリポカに戦いを挑まれますが…。魔力で、なまけぐせ。娘を利用したり、なんだか身近に感じる攻撃方法。ケツアルコアトルがどうすると思ったら…。びっくり。そうか、神か。2018/11/25
ochatomo
4
「マヤ、アステカの神話によれば」「いくさの勝ち負けをきそう世界を、あらかじめすてていたケツアルコアトルは、たたかわなくてもとっくに勝利していたのです」 スズキコージさんの絵が美しい 1997刊2019/01/06




