内容説明
「ダヤン、きっとあんたは特別な猫よ」。風も雨も稲妻も、ダヤンが生まれる時を待っていた。…ダヤンの誕生、そして不思議の国わちふぃーるどへやってきたダヤンの、はじめての冒険を描く長編ファンタジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ままこ
90
ダヤンは絵本では読んだことあったけど長編のお話を読むのは初めて。子猫時代からはじまりジタンやイワンとの出会いも描かれている。わちふぃーるどでの不思議な冒険ワクワク楽しめた。2020/02/21
あまつ
20
ひょんなことから読み始めた、ダヤンとわちふぃーるどの世界。ゆったりしたファンタジーの世界に取り込まれる感じが素敵ですね! たくさんシリーズがあるみたいですし、他の物語にもふれてみたいところ。2023/02/20
IRIE
20
ちょっと前に読んだ本。ダヤンが産まれてからのお話。ダヤンが可愛すぎる…❤登場する動物達もなかなか個性的★同じネコのジタンをはじめうさぎのマーシィにネズミのウィリーわにのイワンにとかげのカドリー!どの子達も激カワです(^^♪このシリーズは全部読みたい(o・v・)♪2018/02/25
りこ
12
わちふぃーるどグッズは大好きで、昨年も大枚はたいて限定のトランク購入したけれど、絵本以外は手が出しにくく(汗)でも読んで良かった。ダヤンの誕生やタシルの事がよく解ったから、またコレクター熱に火がつきそう(笑)←だからこれが怖かったんだよねぇ2014/01/14
きき
11
わちふぃーるどシリーズの1作目。ダヤンの誕生や、わちふぃーるどへ行くきっかけとか、自分の想像と結構違って。特にリーマちゃんとの別れは切なかったけれど、ポジティブな感じに展開していくのが何だか嬉しい。後は色んな物事の表現の仕方が動物目線で面白い。風が吹いているのを「なにかがおひげをひっぱる」とか、蛇口から出る水を「ピカピカ光っている細い棒から出てくるキラキラしたつかまえどころのないもの」と表現するのとか、そういう表現が逸品。久しぶりに児童文学読んだけれど、冒険が始まるわくわく感が堪らなくよかったな。2019/10/08