感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
☆よいこ
81
公共電子図書館の電書で読了。写真が大きく鮮明でわかりやすい▽ゾウリムシは透明、回転しながら秒速7mで泳ぐ。1日に2~3回分裂して増える。数百回分裂すると分裂できなくなるが、他のゾウリムシと結合して新しいゾウリムシになると再び分裂できる。[ツリガネムシ]藻にくっついて柄(え)を伸び縮みさせて動く。分裂する[ツボワムシ]メスはオスがいなくても卵をうむ[ミドリムシ]太陽光を栄養にする▽面白い。2021年発行2025/07/08
遠い日
7
「プランクトンのえほん」シリーズ。ゾウリムシは、数百回の分裂で、分裂を終える。そして、それからの増え方がすごい。2匹のゾウリムシが接合(くっつく)して、お互いの体を交換してまた分かれると、再び分裂できる体になる!びっくり!命の繋がりは巧妙ですばらしい。2019/03/26
Lesen
5
繊毛を使って体を回転しながら泳ぐ。速さは時速7メートル。うしろむきに進む事もできる。泳ぎながら餌を食べる。敵から攻撃を受けた時針を出し逃げる。体の中に数千本の針がある。他のゾウリムシとくっついて、新しいゾウリムシになる。見えない世界を分かりやすく教えてくれる絵本。2018/12/14
2時ママ
4
次女 小1 ひとり読み。2018/01/17
ワタナベ読書愛
3
泳ぐ早さが時速7m、高速で旋回しながら蛇行運転。敵に襲われるとドッと針を出す。普段は分裂。違うタイプに惹かれて合体し、生まれ変わる。まるで暴走族のように人生を駆け抜けるゾウリムシ。外国ではスリッパ虫。履物系のフォルムが印象的だ。高速で突っ走りながら食事もする。スピード狂が止まると死ぬという気持ちに似ている。実際、ミジンコなどに食べられて殆どが死んでしまう。プランクトン業界は食物連鎖が仕事だ。学校の教科書で見るとのんきな感じだが、実は激しい生涯を送っている。人生、知らないことが多すぎて、読むべき本も大増殖だ2021/05/04