感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
6
「プランクトンのえほん」シリーズ。ゾウリムシは、数百回の分裂で、分裂を終える。そして、それからの増え方がすごい。2匹のゾウリムシが接合(くっつく)して、お互いの体を交換してまた分かれると、再び分裂できる体になる!びっくり!命の繋がりは巧妙ですばらしい。2019/03/26
Lesen
4
繊毛を使って体を回転しながら泳ぐ。速さは時速7メートル。うしろむきに進む事もできる。泳ぎながら餌を食べる。敵から攻撃を受けた時針を出し逃げる。体の中に数千本の針がある。他のゾウリムシとくっついて、新しいゾウリムシになる。見えない世界を分かりやすく教えてくれる絵本。2018/12/14
2時ママ
4
次女 小1 ひとり読み。2018/01/17
渡"邉恵'里'
0
泳ぐ早さが時速7m、高速で旋回しながら蛇行運転。敵に襲われるとドッと針を出す。普段は分裂。違うタイプに惹かれて合体し、生まれ変わる。まるで暴走族のように人生を駆け抜けるゾウリムシ。外国ではスリッパ虫。履物系のフォルムが印象的だ。高速で突っ走りながら食事もする。スピード狂が止まると死ぬという気持ちに似ている。実際、ミジンコなどに食べられて殆どが死んでしまう。プランクトン業界は食物連鎖が仕事だ。学校の教科書で見るとのんきな感じだが、実は激しい生涯を送っている。人生、知らないことが多すぎて、読むべき本も大増殖だ2021/05/04