新潮選書<br> 戦争の日本中世史―「下剋上」は本当にあったのか

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新潮選書
戦争の日本中世史―「下剋上」は本当にあったのか

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  • サイズ B6判/ページ数 335p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106037399
  • NDC分類 210.4
  • Cコード C0321

出版社内容情報

手柄より死を恐れた武士たち、悪人ばかりではなかった「悪党」、武家より勇ましいお公家さん、下剋上だけでは語られぬ真の中世史像。

源平合戦から応仁の乱まで、中世の二百年間ほど「死」が身近な時代はなかった――。手柄より死を恐れた武士たち、悪人ばかりではなかった「悪党」、武家より勇ましいお公家さん、戦時立法だった一揆契状……「下剋上」の歴史観ばかりにとらわれず、今一度、史料をひもとき、現代の私たちの視点で捉え直してみれば、「戦争の時代」を生きた等身大の彼らの姿が見えてくる。注目の若手研究者が描く真の中世像。

内容説明

手柄より死を恐れた武士たち、悪人ばかりではなかった「悪党」、武家より勇ましいお公家さん、戦時立法だった一揆契状…「下剋上」の歴史観ばかりにとらわれず、今一度、史料をひもとき、現代の私たちの視点で捉え直してみれば、「戦争の時代」を生きた等身大の彼らの姿が見えてくる。注目の若手研究者が描く真の中世史像。

目次

第1章 蒙古襲来と鎌倉武士
第2章 「悪党」の時代
第3章 南北朝内乱という新しい「戦争」
第4章 武士たちの南北朝サバイバル
第5章 指揮官たちの人心掌握術
第6章 武士たちの「戦後」
終章 “戦後レジーム”の終わり

著者等紹介

呉座勇一[ゴザユウイチ]
1980年、東京都生まれ。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)学位取得。日本中世史専攻。現在、東京大学大学院人文社会系研究科研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

桜井くん相葉くん寺くん

71
今年上半期の出来事で印象的だったひとつに、呉座勇一のTwitter事件がある。検索すればすぐ出るので経緯は書かないが、がっかりする出来事だった。もう呉座勇一の本は読む事も無かろうと思っていたが、近頃私は足利尊氏を調べる事にはまっていて、なるべく新しい研究成果の本を読みたいと思ったら、本書は避けられなかった。一読、罪を憎んで人を憎まずと言おうか、素晴らしい日本中世史であった。我々があの時代に対して抱いているイメージがいかに間違っていて、それがどのように形成されたかまでがわかる良書である。(レビュー続く)2021/07/17

南北

49
日本の中世史について従来の「階級闘争史観」に基づく通説を批判し、丹念に資料を検討していくことでこれまでとは異なる中世史を見せてくれる本。元寇の文永の役が元の「威力偵察」ではなかったとか、従来の「悪党」がいかに偏ったイメージだったかがわかる。中でも応仁の乱の原因が山名宗全にあると指摘し、山名氏がもともと南朝側だったため既得権が少なく、現状打破を行う必要があったする点は興味深かった。戦後の日本の古代史では皇室を貶めるような本が散見されるとは知っていましたが.中世史も「階級闘争史観」に毒されていたようですね。2021/04/26

キムチ27

48
呉座説は面白い。学問というより、興味津々で読むから 凝り固まった昭和40年代に学んだ学説がことごとくと言う位チリチリになる。メインは 日本史で最も「死と背中合わせに有った戦国期」に 闘いと裏切り、自己抑制と冷酷さを語らせている。後醍醐や足利義教が身の丈以上の平和を求めた故~恒久平和の為の戦争というレトリックに目くらましをされてならぬ事にも すとんと落ちる。不純な厭戦気分が 時に戦争を抑止した事ども有ったという。最後の締めくくりで「リアリズムとしての平和ハト派の意義を訴えており同意するところ 大だった。

さきん

32
著者のおかげで室町時代をとても好きになった。太平記も読み直したし、応仁の乱への理解もよりクリアになった。本書で通じているのは、階級闘争史観という共産主義の影響を受けた虐げられた層が支配層に挑戦するという史観を随所で批判していくスタイル。鎌倉幕府滅亡の遠因は恩賞不足という理解だったが、逆に元寇以来、武士への影響力を強めていた幕府が体制がより強固になっており、滅亡の要因がいまいちわかっていないというのは興味深い。北畠顕家の異常な移動速度は、略奪しないと保てない大軍等。防御が有利で長引く戦乱。何回も読み返したい2021/02/14

takeapple

26
『応仁の乱』が面白かったので読んでみた。史料を使って日本中世史の戦争に関する部分の所謂定説を検証するというスタイルをとっている。回りくどいかもしれないとあとがきにあるが、一般向け選書という制約からか、「そうは思わない」「階級闘争史観」から逃れられていないと言った表現も目立ち、その辺の根拠は?と思ってしまう。定説をそういう側面もあるけれど、この史料によると別の解釈もできると言って多様な歴史を示していることから、最近の研究の進展を知ることができるが、著者の方が階級闘争史観の呪縛に囚われていると思えてならない。2018/04/14

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