出版社内容情報
子どもにも身近な外来種をさまざまな問題点とともに紹介。生物多様性について考えるために必要な外来生物についての知識を1冊に。外来生物問題は、人間の活動によって生まれました。カメ、ザリガニ、タンポポ、ウシガエルにアライグマ。私たちの身近なところにたくさん生息している外来生物は、いま、日本だけでなく世界中で大きな問題になっています。なぜ起こり、どういう問題を引き起こし、今後どうすればよいのでしょうか。
本書では、子どもにも身近な種を中心に、代表的な外来生物90種と、それに関わる在来生物、あわせて120種以上を、さまざまな問題点とともに紹介しています。子どものための初めての外来生物図鑑です。
五箇 公一[ゴカ コウイチ]
1965年富山県生まれ。国立環境研究所生態リスク評価・対策研究室室長。1990年京都大学大学院昆虫学専攻修士課程修了、同年宇部興産株式会社農薬研究部に入社。1996年京都大学博士号(論文博士)取得(農学)、同年国立環境研究所入所。主な研究分野は保全生態学で、外来生物や化学物質による生物多様性への影響評価を進め、マスコミを通じての普及啓発活動にも力を入れている。趣味は生きものをCGで描くこと。著書に『クワガタムシが語る生物多様性』(集英社)がある。
ネイチャー&サイエンス[ネイチャーアンドサイエンス]
自然科学、特に生きものを得意分野とする企画制作集団。著名自然写真家や各分野を代表する研究者とのつながりを活かし、美しいビジュアルを多用し、科学的な裏付けを重視したモノづくりを心がけ、図鑑、写真集、一般書を数多く手がける。『きらめく甲虫』(幻冬舎)、『ぱっと見わけ 観察を楽しむ野鳥図鑑』(ナツメ社)、『へんな生きもの へんな生きざま』(エクスナレッジ)など。
内容説明
子どもにも身近な種を中心に、代表的な外来生物90種と、それに関わる生きもの、合わせて120種以上を、さまざまな問題点とともに紹介。この本は、わたしたちと生きものの関わりについて考えるために必要な、外来生物についての知識を1冊にまとめた、考える力が身につくずかんです。
目次
外来生物とは何か(外来生物ってどんな生きもの?;外来生物がやって来るとどうなるの?;外来生物はどこにいる? ほか)
外来生物ずかん(ほ乳類;鳥類;は虫類 ほか)
外来生物問題への取り組み(法律による規制やガイドラインづくり;さまざまな防除方法;知ってもらうための取り組み ほか)
著者等紹介
五箇公一[ゴカコウイチ]
1965年富山県生まれ。国立環境研究所生態リスク評価・対策研究室室長。1990年京都大学大学院昆虫学専攻修士課程修了、同年宇部興産株式会社農薬研究部に入社。1996年京都大学博士号(論文博士)取得(農学)、同年国立環境研究所入所。主な研究分野は保全生態学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
futabakouji2