内容説明
くるまはどのくらいCO2をだすの?バスは?ひこうきは?しんかんせんは?いろいろなのりものを楽しみながら、CO2という環境への関心を育てる絵本。
著者等紹介
三浦太郎[ミウラタロウ]
1968年愛知県生まれ。イタリア・ボローニャ国際絵本原画展入選。絵本『JE SUIS...』『TON』が海外で出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
108
CO2とは何か、から始まり、人の他・・あらゆる乗り物が出す二酸化炭素量を比べている絵本。1人分で計算するとどうなるか、までを描き、だからどうだっていう説教的なことは敢えて書かずに読み手に委ねているところがいい。ノートみたいな装丁もけっこうお気に入り。 2014/07/06
yomineko@鬼畜ヴィタリにゃん💗
63
人間も動物も乗り物も量は違うがCO2を排出している。この本には書いていないが、肉食の人のために飼われている牛が出すげっぷが温室効果ガス=地球温暖化の一因とされている。けれども食は文化であり、、、という難しい問題ですね🐄2025/07/12
たまきら
39
読み友さんの感想を読んで。私たちが輩出している二酸化炭素量がいかほどか、をわかりやすく数値化している内容です。「移動」にいかほどのエネルギーが使われているかがとても分かりやすく紹介されています。ぜひ次は生活や工場での消費量も数値化してほしいな。そして私たち大人はなぜ問題なのかを説明できるようにしておかないとな、と再確認しました。素晴らしいデザインです。2025/06/06
ヒラP@ehon.gohon
28
温暖化問題で考えなければならない二酸化炭素排出量を、頭で考えるよりもシンプルな絵で感じとる。 なんてわかりやすいのでしょう。 排出量の総数だけでなく、一人あたりの換算した数値も表されています。 環境問題を考えるベースを理解する本です。 これを理解できたら、 身の回りのものの流通を考えると、さらにいろんなものが見えてくるのでしょう。 どころで、戦争ではどれだけの二酸化炭素が排出されているのでしょう。 この本で満足するのではなく、様々なものを考えるきっかけにしたい絵本です。2023/04/14
けんとまん1007
26
これ、とってもわかりやすい。わかりやすいだけでなくて、内容も深い問題意識もある。これは、すべての人が読むべき本。こどもだけでなく、大人も。未来に負の遺産を残してはいけないのだ。2014/12/13