内容説明
男と犬と、静かな旅の物語。やさしい風がいっぱい吹いています。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
♪みどりpiyopiyo♪
49
おれ、ガク。14歳。犬にしては、ちょっととしをくってるけど。カヌーイストのとうちゃんと、世界の川を旅してる… ■旅するわんこの物語を読みました♪ ガクととうちゃんは 実在する犬とカヌーイストのコンビです。■淡々とした旅のお話かと思ったら、ちょっと不思議なことに出逢ったりもして、ふわふわとした読み心地。■和田誠監督の短篇映画「ガクの絵本」をベースにした絵本だそうです ( ' ᵕ ' ) (1999年)2019/11/19
瑪瑙(サードニックス)
33
カヌー犬ガクの事を絵本にしたもの。ガクの立場を中心にした童話のような感じです。映画にもなったのですね。【戌年に犬本を読もう】21冊目2018/06/24
tera。
25
カヌーイスト野田知佑さんの愛犬で、世界中の川を旅している14歳の雑種犬ガクが主人公。銅版画と色鉛筆で描かれたガクは本当に愛らしくて、野田さんを本当に「とうちゃん」と呼んでいそうな佇まい。ガクはとうちゃんより一足先に遠くへと旅に出てしまったけれど、こうして帰ってきて自分が見た夢の話を教えてくれた。ガクと野田さんが、いいパートナーだったんだということが伝わってきて、犬と一緒に生活してみたくなった。2014/10/04
宇宙猫
21
★★★★★ 14歳のガク(犬)が、とうちゃん(飼主)とカヌーで旅する様子を語った絵本。味のある絵で楽しい夢ハッピーに、恐い夢はちょっとホラーに、眼覚めているときはホノボノとえがいてある。2016/05/06
sawa
9
★★★★☆ カヌーイスト・野田知佑さんの愛犬「カヌー犬」のガクの絵本。椎名誠はじめ、みんなに愛された犬だった。野田さんのあとがきで、ガクが死んだ時、和田さんが週刊文春の表紙にガクを書いたというエピソードを知った。動物との旅、憧れる。(図)2014/04/12