内容説明
あるあついあつい日にたいようをたっぷりあびたオレンジがポトンと木からおちました。じつはこのオレンジがたいへんな事件をひきおこすのです。繊細で表情豊かなイラストとリズミカルな展開がたのしいおはなし。
著者等紹介
グレバン,カンタン[グレバン,カンタン][Gr´eban,Quentin]
1977年、ベルギーのブリュッセル生まれ。あたたかくさわやかなイラストが愛され、その絵本は世界各国で翻訳されている
ふしみみさを[フシミミサオ]
伏見操。1970年、埼玉県生まれ。上智大学文学部仏文科卒。洋書絵本卸会社勤務を経て、現在は多くの海外の絵本を翻訳している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nyanco
36
オレンジが一個、木から転がり落ちて、街中大騒ぎに、そして犯人を辿っていくと…というお話。まだまだつづきがあるのです…がとてもリズミカルで、読み進めていくと子供たちが声を揃えて、唱え出しそう。読み聞かせ向きの楽しい絵本。大人には、え、もう一捻り無いの…?だったのですがw 中東の雰囲気も素敵で、動物たちも愛らしい、そして役人や王様の悪者顔もインパクトがある。カンタン グレバンの絵がとても良いので、探して読みたいと思っています。2011/02/05
たまきら
26
まだまだつづく災難と、それをのんびり解決する王様が楽しいお話です。オタマさんは一人で読み、オカンは一人で読みなさいとのことでした。2020/03/30
けんちゃん
25
読友さんのご紹介本。「まだまだつづきがあるのです」、なんて魅力的な言葉でしょう!どうしても続きを見たくなりますよね。お話は「風が吹けば桶屋がもうかる」的な運びでぽんぽん進んでいきます。イラストがとてもすてきです。表情がイキイキとしていて、中でも王様の兵隊達がすばらしいです。捕らわれのものたちにも思わず「かわいそう!」と言ってあげたくなってしまいます。2011/12/24
小夜風
24
【図書館】ある暑い暑い日にオレンジがポトンと木から落ちました。ところがまだまだつづきがあるのです。…と、次々に事件が起きていきます。「ねぇパパ、どうしてシマウマはローラースケートをはかないの?」のカンタン・グレバンさんの絵本。今回も楽しませてもらいました。とっても面白かった♪裏表紙もキュートです♪2014/07/27
花林糖
20
オレンジがポトンと木から落ちてからの出来事。カンタン・グレバンの絵が綺麗で素敵。ラクダ・ロバが可愛い。2015/11/09