内容説明
なんきょくのペンギン、グングンオヨギくんがほっきょくのともだち、アッパレモグリくんをたずねてたびにでる。ようやくほっきょくにたどりつくと、ふたりはいつでも、どこでもいっしょにあそんでいたが、とうとうわかれの日がやってくる…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
66
2作目の「ペンギンまいごになる」を先に読んで、その時の前作のあらすじが面白そうだったので、こちらの本も読んでみた。南極のペンギンが一人で旅に出て、北極のペンギンに会いに行くお話。私は勝手に「あてどない旅に出たら、地球の反対側で親友を見つけた」お話を想像していたのだが、実際は南極のペンギンは既に北極のペンギンと知り合いで、例によって、割と苦もなく地球の反対を行ったり来たりできるのであった。「孤独なペンギンの大冒険」を期待していたのでちょっとがっかり。解説の「絶滅した北極のペンギンの話」は勉強になった。2014/11/29
リリー・ラッシュ
23
北極のパングワンと南極のペンギンが書いた手紙が私にはツボでした(笑)「こっちは、いま、なつだよ。ひょうてんか 5どだ。」「こっちは、いま ふゆだよ。とってもさむいんだ。ひょうてんか 50どだよ。」訳者あとがきでペンギンについて知ることができました。かつて北極にいたのはペンギンとは別の種類の鳥だったんですね。だからパングワン。よく似てるけど違う名前で作者デュケノワさんの国フランスでは呼び続けてるそうです。2020/12/31
♪みどりpiyopiyo♪
22
面白かったー♪ 南極のペンギンの子が北極のともだちをたずねて旅にでます。壮大なお話なのに、隣の町にでも行くみたい♪ 旅の様子も流氷の景色も、どこもとってもたのしくて、ふしぎたのしいお話でした♪ そしていっぱい遊んでお別れの時がやって来たけど…。■南極のペンギンと北極のパングワン? 訳者あとがきを読んでなるほど♪ 日本語ではオオウミガラス。■おしまいの絵を見てにっこり♪ 本当にこんなだったらいいね。なかよしバンザイ☆ ( ' ᵕ ' )(1994年、フランス)2016/11/14
二条ママ
15
5歳1ヶ月。図書館本。おばけシリーズが大好きな娘がリクエスト。やはりユーモアたっぷり。会社を起こした二人がなかなかのやり手だね。とても喜ぶおしまいがいいね。2016/05/09
かんたあびれ
8
【絵本】南極のペンギンが北極のパングワンに会いに行った。オチが予想外でした。南極から北極に船で3日で着いたのに驚いた。2019/01/27
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- 和書
- 遺言・楢崎弥之助