それからぼくはひとりで歩く

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  • サイズ A5判/ページ数 108p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784593105342
  • NDC分類 K963
  • Cコード C8097

出版社内容情報

午前6時15分。朝の音がきこえる--小学校5年生のハイメは特別支援学校から地域の小学校に転入したばかりで、クラスに視覚障害をもつ子はハイメだけ。もちろん不便なこともあるけれど、工夫しながら生活し、友だちをつくり、毎日を楽しんでいる。
ある日、気になっているクラスの女の子、パウリーナを家まで送ることになったハイメ。ところが、思わぬ流れで、ふだん一人では乗らないバスに乗って帰ることになってしまう。11歳のハイメの、ささやかで大きな冒険の1日。

内容説明

「ぼくは、みんなと同じように学校に行って、みんなと同じように家に帰るところです」ハイメは11歳、新しい学校のクラスに視覚障害のある子は自分だけ。ある日、気になるクラスメートの子の前で見栄をはって、はじめてひとりでバスに乗って帰ることになり―。目の見えないハイメの、ささやかで大きな冒険の1日。

著者等紹介

モリーナ,アリシア[モリーナ,アリシア] [Molina,Alicia]
1945年メキシコシティ生まれ。児童文学作家として多くの作品を生み出し、1992年『El agujero negro』で風の岸辺賞受賞、2024年グアナファト大学文学賞(児童文学部門)など受賞歴多数。その一方で、障害のある子どもたちのソーシャル・インクルージョンを促進する研究と、情報を広める活動を続けてきた。障害児と家族のための雑誌を創刊、編集長を10年務めたほか、関連支援財団の運営等にも携わっている

星野由美[ホシノユミ]
スペイン語圏の絵本・児童書の翻訳者。『パパはたいちょうさん わたしはガイドさん』(PHP研究所)で第72回産経児童出版文化賞翻訳作品賞受賞

犬吠徒歩[イヌボウトホ]
東京でテキスタイルデザイナーとして6年間勤務したのち、カナダ、ポルトガルを経て、オランダの港町に定住してカフェを開業。イラストレーターとして本の装画などを手がけるほか、ウェブコミックレーベル「路草」で漫画『ネーデルラントの喫茶店』を連載(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

100
児童書。中学年~、横書き。目の見えない11歳の少年ハイメの冒険の1日▽朝6時15分目覚ましの5分前に起きたハイメは耳を澄ます。日常の音。学校まで父親と一緒に歩く。友達と話すのは楽しい。授業は困ることもあるけど出来ることもあって、担任の先生はとても良くしてくれる。下校時間が2時から12時に変更され、携帯を兄に貸していたハイメは困ってしまった。好きな子に一緒に帰ろうと誘われ断れない。女の子と分かれ平気な顔をしてひとりバスに乗り込んだハイメは、ドキドキしながら兄の学校を目指す▽良本。2025.6刊2025/08/04

どら母 学校図書館を考える

12
読書感想文コンクール課題図書。あらすじに関係無いけど、メキシコ料理が美味しそう。 目が見えないって、どんな生活か。想像できる1冊。訳者の後書きで、より理解が深まる。 2026/05/02

イカまりこ

8
いつもはお母さんが迎えにきてくれるのを待って学校から帰るのに、その日、気になる女の子と一緒に帰りカッコつけたくなった盲目の少年の帰宅冒険物語。目が見えない人がどんな風に世界を見てるのかが伝わってくる。だけどそれはどんな人にも当てはまることなのかも。初めてのことに恐怖心抱くこと、人の優しさにふれること、嘘も方便を実行すること、嘘をついちゃったってもやっとすること。全部身に覚えのあること。家族みんな素敵だったが、おじいちゃんが最高。相手に気を使って使えなくなる言葉があるけど、その気遣いが過剰なのかもしれない。2026/05/14

まげりん

7
2026年中学年課題図書。開いてまず「え?横書き?!」そしてもくじ見て「細かい!!」。第一印象かなり悪めから始まりました。そうねそうね、この絵の入れ方だと横書きよね〜。そして細かく区切っていくことで、読んだ後に「いろんな事あったなあー大冒険だったな!」と感じる効果あり。そう大冒険なのです。でも「ハイメの大冒険」というタイトルにしてしまっては自立と成長が霞んでしまう。だからこのタイトルなのね!と納得した。2026/05/12

くるり(なかむらくりこ)

6
目が見えない11歳の少年ハイメの1日の物語。朝起きて、学校へ行って、帰ってくるまでのふつうの日……のはずが、思いがけない冒険が!目が見えなくてもできることはたくさんある(サッカーをしたり自転車に乗ったり映画を見たり)けど、やっぱり難しいこともある。そんなとき助けてくれるさまざまな人たちとの交流を通じて、人の親切や、意外な一面や、新たな関係性も見つけていく。短いお話のなかで、目が見えない子どもの日常をわかりやすく伝え、障害の有無に限らず子どもの健やかな成長に大切なことも描きだす良作。2025/09/23

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