出版社内容情報
ぽつんとたたずむおやしきの、かべにかざった絵のなかで、こどもたちがくらしてる。
まよなか、ふたごがまっさきに、とび出して…ふしぎなかくれんぼの、はじまり!
いったい、どこにいるのかな? みんなで、さがしにいかなくちゃ……。
ちょっぴり怖い。でも、夢みたいにきれいで、たのしい! 美しい、かくれんぼの絵本。
【目次】
内容説明
ちょっぴりこわくて美しい絵本。白いリボンのふたご、どこいった?
著者等紹介
グリーン,ケイティー・メイ[グリーン,ケイティーメイ] [Green,Katie May]
イギリス生まれ。絵本作家、イラストレーター。ケンブリッジ美術学校で、子どもの本のイラストレーションについて学ぶ。挿画に「マジック・バレリーナ」シリーズ(新書館)がある
石津ちひろ[イシズチヒロ]
絵本作家、翻訳家、詩人。『なぞなぞのたび』(フレーベル館)でボローニャ児童図書展絵本賞、『あしたうちにねこがくるの』(講談社)で日本絵本賞を受賞。翻訳を担当した『おばあちゃんとバスにのって』(鈴木出版)で産経児童出版文化賞翻訳作品賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
123
ケイティー・メイ・グリー、初読です。絵から飛び出すのは良しとしても、何でかくれんぼをするのかが解りませんが、真夜中の楽しいファンタジー絵本でした。 https://www.holp-pub.co.jp/book/b666653.html2025/10/08
ほんわか・かめ
14
お屋敷の一番上の子ども部屋に飾られているたくさんの額縁。真夜中になると絵から抜け出す子どもたち。双子の女の子の靴下のかかとに穴があいてるのがなんだか愛らしい。センダック『まよなかのだいどころ』へのオマージュ?〈2025/ほるぷ出版〉2025/10/13
イカまりこ
6
絵の中の子供たちが夜中に抜け出してかくれんぼ。双子を探す絵本。隅々まで楽しいし、双子を見つけてるナニカを発見するのも楽しかった。ストーリーだけじゃなく何度も楽しめそうな絵本だった。2025/09/09
たくさん
4
収集癖のある私からすると、好きなものだから手元に置きたいとおもうなら、そのすべてが一堂に会する「大乱闘スマッシュブラザーズ」のようなオールスター差はとてもわくわくする世界でそりゃ楽しみにするだろうね。こうやって、お屋敷の小小友達ともうまくやれるっていうのはやっぱり相性というか慣れとか愛着もあるだろうから楽しめるのだろうね。 2025/10/10
bumblebun
3
色合いや絵のタッチがちょっとセンダックっぽいなと思ったら、おなじ作者の別の本について、Books for Keeps が「センダックを思わせる」と書いていた。この絵本の原題はHide and Seek だけど『まよなかのだいどころ』を想起させる『まよなかのかくれんぼ』にしたのは、そういう連想もあった? 絵から子どもたちが飛びだしてくるというのが、そもそも怪異なんだけど(笑)そっちじゃなく、もっぱら「ふたごはどこだ」に集中してるのおもしろいね。2025.82025/10/09
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