出版社内容情報
みなさんは、松尾芭蕉を知っていますか?
江戸時代に活やくした俳人で、東北旅行について記した紀行文「おくのほそ道」の作者として知られています。
松尾芭蕉のすごいところは、現在の俳句の大もとを作ったところ。人生をかけて、俳句とは何か、俳人とはどうあるべきかを探しもとめ、のちの世代の俳人たちのお手本となりました。
「芭蕉庵」とよばれた小さな家で、そして全国各地への旅を通して、俳句に向き合い続けた松尾芭蕉。
その簡単な伝記と、代表作「おくのほそ道」や俳句、江戸時代の文化についてしょうかいします。
この1冊で、きみも松尾芭蕉と「おくのほそ道」がわかる!
内容説明
みなさんは、松尾芭蕉を知っていますか?江戸時代に活やくした俳人で、東北旅行のことを記した紀行文「おくのほそ道」の作者として知られています。松尾芭蕉のすごいところは、現在の俳句の大もとを作ったところ。人生をかけて、俳句とは何か、俳人とはどうあるべきかを探し求め、のちの世代の俳人たちのあこがれとなりました。「芭蕉庵」とよばれた小さな家で、そして全国各地への旅を通して、俳句に向き合い続けた松尾芭蕉。その簡単な伝記と、代表作「おくのほそ道」や俳句、江戸時代の文化についてしょうかいします。この1冊で、きみも松尾芭蕉と「おくのほそ道」がわかる!
目次
庵の芭蕉、旅の芭蕉
芭蕉の俳句で季節を味わう
松尾芭蕉ってどんな人?
いざ江戸へ!俳句修業 俳句を始める
いざ江戸へ!俳句修業 伊賀を出て江戸へ
いざ江戸へ!俳句修業 深川の芭蕉庵へ移る
旅に出よう!俳句の旅に 初めての俳句のための旅
旅に出よう!俳句の旅に 「古池」の庵
旅に出よう!俳句の旅に 歌枕の地を訪ねて
旅に出よう!俳句の旅に ふたつのお月見の旅
旅に出よう!俳句の旅に 大きな旅の合間に
「おくのほそ道」の旅へ 「おくのほそ道」
「おくのほそ道」の旅へ 大津や京でのたい在
「おくのほそ道」の旅へ 最後の江戸、最後の旅
著者等紹介
藤田真一[フジタシンイチ]
1949年、京都府生まれ。関西大学名誉教授。大阪大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。専門は日本近世文学(俳諧)。京都ゆかりの蕪村への関心をきっかけに、芭蕉や一茶などへも関心を広げ、地域と俳句、絵と俳句の関係などについても研究。松尾芭蕉が書いた挿絵入り『野ざらし紀行図巻』の検証にも携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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