出版社内容情報
紀貫之は平安時代の初めから中ごろに活やくした和歌の名人で、『古今和歌集』の撰者のひとりとして知られています。
『古今和歌集』は日本初の勅撰和歌集で、和歌のお手本として現代まで伝わっています。また、紀貫之が書いた『土佐日記』は、「かな」で書かれた最古の日記文学として、後世の文学作品に大きなえいきょうをあたえました。
『古今和歌集』で優れた和歌を示し、『土佐日記』で日本文学の新たな可能性をひらいた紀貫之。
その簡単な伝記と、代表作『古今和歌集』と『土佐日記』、和歌と平安時代の文化についてしょうかいします。
この1冊で、紀貫之と『古今和歌集』がわかる!
内容説明
みなさんは、紀貫之を知っていますか?平安時代の初めから中ごろに活やくした和歌の名人で、『古今和歌集』をえらんだひとりとして知られています。『古今和歌集』は日本で最初の勅撰和歌集で、和歌のお手本として現代まで伝わっています。また、紀貫之が書いた『土佐日記』は、「かな」で書かれた最古の日記文学として、後世の文学作品に大きなえいきょうをあたえました。『古今和歌集』で優れた和歌を示し、『土佐日記』で日本文学の新たな可能性をひらいた紀貫之。その簡単な伝記と、代表作『古今和歌集』と『土佐日記』、和歌と平安時代の文化についてしょうかいします。この1冊で、きみも紀貫之と『古今和歌集』がわかる!
目次
紀貫之ってどんな人?
『古今和歌集』ってどんな作品?
声に出して読んでみよう古今和歌集 和歌とは何か
古今和歌集 名歌を読む1 四季の和歌
古今和歌集 名歌を読む2 恋の和歌
古今和歌集 名歌を読む3 そのほかの和歌
『土佐日記』ってどんな作品?
声に出して読んでみよう土佐日記 女が書く日記
土佐日記名場面1 長い船旅
土佐日記名場面2 人も家もあれ果てて
和歌 紀貫之と和歌
著者等紹介
川村裕子[カワムラユウコ]
新潟産業大学名誉教授。平安文学研究者。1956年、東京生まれ。立教大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期課程修了。博士(文学)。平安時代の日記文学を中心に、そこに現れる装いや調度なども研究。古典の普及に力を注いでいる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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