出版社内容情報
モレット館の使用人だったタリーは、レディ・タルーラ・モレットになった。お屋敷のお嬢さま、モレット卿の娘として、うけいれられたのだ。タリーはついに、行方不明のママを追って、モレット卿たちとアメリカにわたることに。ところがその船旅で、宝石がなくなる事件が発生! 解決にのりだすタリーだが、でも、この船にはひみつの地下図書館がない! 図書館と魔法の本がなければなんにもできない、と悩むタリーだったが…。なぞときとひみつ、魔法でいっぱいのストーリー!「ひみつの地下図書館」シリーズ、ついに完結(全4巻)。
内容説明
ここには地下図書館がない!どうしたらいいの!?ママを追う船旅で事件発生!自信をなくしていたタリーだけど…。知恵と勇気で未来へむかえ!シリーズ最終巻。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
izw
6
タリーがモレット卿の子と分かり、お嬢様となる。ときどき扱いを間違えるスニードさんやブードさんがコミカルで面白い。母親を探して、アメリカ行きの客船に乗るが、船上にどろぼうが出て、タリーが地下図書館の力を借りずに独力で解決策を見つける。大人になる第一歩だろうか。船で新しい人たちの出会いがあり、大団円に向けて進んで行く。最後は、、以外なところに母親が、、意外で楽しい4巻の幕切れであった。2023/06/07
ひろんこ
5
また船の上で事件を解決し、それぞれの旅立ちがあり博物館の中の図書館でママと無事に会えて、よかった。これから幸せに暮らしていくんだろうな。出来れば仲良く暮らす様子やレディベアトリスのその後も読みたかった。でも、きっとみんな幸せだと思う2024/06/22