出版社内容情報
人々を笑わせ、そして考えさせる研究におくられる、イグ・ノーベル賞。今年で18年連続日本人が受賞し、話題になりました。一見すると「ヘン」な研究が多いけれど、研究者はいたってマジメ。オタマジャクシの味を食べ比べてみたり、バナナの皮は本当にすべりやすいのか実験してたしかめてみたり……、いったい何のため?と思うような研究も、じつは思わぬ発見となって、科学の発展につながることも。さまざまな発見がある本賞を、楽しくわかりやすく解説します。
内容説明
人々を笑わせ、そして考えさせる研究に贈られる、イグ・ノーベル賞。一見すると「ヘン」な研究が多いけれど、研究者はいたってマジメ。オタマジャクシの味を食べくらべてみたり、バナナの皮は本当にすべりやすいのか実験してたしかめてみたり…、いったい何のため?と思うような研究も、じつは思わぬ発見となって、科学の発展につながることも!?さまざまな発見があるイグ・ノーベル賞を、楽しくわかりやすく解説します。
目次
序章 イグ・ノーベル賞ってなに?(まず、ノーベル賞についておさらいさせて!;じゃあ「イグ・ノーベル賞」って、いったい? ほか)
第1章 そんなこと研究してる人いるんだー!部門(いろいろなオタマジャクシを集めてみんなで食べくらべてみた研究;サイをヘリで運ぶなら寝かせるより逆さづりがいいことをたしかめた研究 ほか)
第2章 きたなくてごめんなさい…部門(パンダのうんちから取りだした微生物で生ゴミを90%以上分解することに成功した研究;10代の若者に、どれぐらい鼻くそをほじるか聞いてみた研究 ほか)
第3章 体、張ってます!部門(大型のクマにも負けない防護服を作り、みずから実験台になった業績;おしりからカメラを入れる大腸検査は、自分でできることを証明した研究 ほか)
第4章 こんなん作っちゃいました部門(世界中の人々に仕事や勉強を放りださせた「たまごっち」を発明した業績;車強盗を追いはらうための自動車用火炎放射器を発明した業績 ほか)
著者等紹介
古澤輝由[フルサワキヨシ]
立教大学理学部SCOLA特任准教授。サイエンスコミュニケーター。イグ・ノーベル賞日本公式ディレクター。イグ・ノーベル賞を紹介する“イグおじさん”としてメディア出演や展示監修、授賞式の運営にも携わっている。大学院修了後は、高校教員、音楽ライター、DJ、アフリカ・マラウイ共和国での青年海外協力隊活動、実験を組み込んだ科学劇団「PICO factory Japan」代表、日本科学未来館での科学コミュニケーター、北海道大学CoSTEP特任助教などを経て、2020年より現職
萩原慶[ハギワラケイ]
1977年東京都生まれ。東京造形大学デザイン1類卒業後、フリーランスのイラストレーターとして活動を開始。広告・本・WEB・CDジャケット、撮影用の小道具や舞台のセット、映像関連に至るまで、さまざまな「絵」に関わることを生業としている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
くまっち
かはほり
オキャベツ