感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
更紗蝦
8
放射性廃棄物の地層処分ネタがあるのには驚きました。(初出は平成4年。) 「廃棄物をコンクリートで固めて鉛の箱に入れ、鉱山に沈めるんだ。それなら何の問題もないだろ」「放射能がもれ出す心配はないんですか」「二百年ぐらいたつと鉛の箱が劣化してもれ出す可能性がある」「あぶないじゃないですか」「あのな。二百年だぞ。ぼくやおまえたちがそれまで生きてると思うか」(21~22p) 核のゴミを捨てることの無責任っぷりを、パタリロというキャラクターを通して皮肉っている魔夜先生、さすがです。2014/01/31
hibimoriSitaro
2
再読。2001年12月初版。落語ネタに交じって海外SF『中継ステーション』が下敷きになった「果てなき旅路」がベスト(解説にも指摘があった)。『カエアンの聖衣』もあるな。白状手袋をはめたバンコランの満面の笑みがすてき。2021/10/20
せん
1
おもしろい話が多かった。パタリロは強すぎる(果てなき旅路)殿下まで死なせるわけにはいかん(東に下水西に永遠)2012/12/31
香坂
1
44号不憫な巻。面白かった。2012/03/06
pochi
0
2003年 5月29日