内容説明
ひとつのドアベル。それが菅谷僚平の運命を大きく変えた。開いたドアの向こうに立っていたのは、3年前に別れた高階とその妻であり僚平の義姉であるいずみ、そしてふたりの子供の翔太の3人だった。僚平と3人の同居生活が始まる。すでに高階との関係は過去のものになっていたはずなのに、彼は僚平にあれこれと手を出してくる。だが、僚平には既に左右田という相手がいた。はたしてこの行方は…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
rotako
7
図書館本。義姉の旦那が元カレの主人公・僚平くんと先輩大好き左右田くん。義姉と旦那の関係や過去からの脱却があり、ちょっとどろどろしてる。高階(義姉の旦那)をそんなに悪者にしなくても良かったのでは…と思ってしまった。お互いを忘れられない高階と僚平、先輩後輩以上の関係を持つ左右田くんとの三角関係をもっと楽しみたかったかな〜。高階の話が読みたいw2016/11/30
あんり
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思いもよらないストーリー展開。ラストがとても良い。いずみがキーポイントいい味を出していました。2008/03/13
usamomo
0
今の椎崎さんからは考えられないくらいのドロドロですね。しかも高階最低男ですね~・・お姉ちゃんも最初はウザイなんて思って読んでましたけど、最後はかっこよく決めくれました・・CPはというと結構Hはしてる様子?まさに「朝チュン」ですね・・2010/04/08
もりもり
0
やっと読めた。でもかなりドロっとしているのでちょっと勢いがそがれるけど。どちらにしろ弱い人間のオンパレードで、唯一飄々と踏ん張っていた左右田がいたことで救われたな。2009/09/20
ume
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評価【★★★☆☆☆☆】人物の相姦が入り乱れ気味に感じてちょっと解りにくい所もあり。ただ、徹頭徹尾に高階が嫌な奴だったので、その点ではスッキリした感じなんですが…最後に吹っ切れるまでの義姉・いずみさんの精神の不安定さが読んでいてちょっとしんどかったなぁ。左右田がとにかく格好良くてその点は好評化ですが、作中の主人公にあんまり関係ない(ように思えた)高階夫妻のドロドロがしんどかったので、評価は低めです。2009/09/07