出版社内容情報
土木の歴史を、大きく三つに分け、それぞれの時代の持つ社会的背景と特質を踏まえ、わが国の土木の歩んできた過程を解説した。
目次
1 日本土木史の意義と特質(土木史の意義;日本の土木の特性)
2 江戸時代までの土木技術の形成(古代から中世までの日本の土木;近世における日本の土木;西欧近代土木工学の発祥と近代土木技術の黎明)
3 明治維新から第二次世界大戦までの土木技術の近代化(明治初期における近代土木技術の導入―お雇い外国人の役割;明治期における土木工学の成立と土木技術の近代化;大正と昭和初期における土木技術と土木事業の発展)
4 第二次世界大戦後の土木事業の発展(戦後の混乱から復興へ(1945~59)
高度成長を支えた旺盛な国土開発
安定成長期における持続的開発と保全の調和
第二次世界大戦後の半生紀を顧みる)
著者等紹介
高橋裕[タカハシユタカ]
1927年静岡県興津町(現静岡市)に生まれる。1950年東京大学第二工学部土木工学科卒業。1968年~1987年東京大学教授。1987年~1998年芝浦工業大学教授。2001年国際連合大学上席学術顧問。2006年地域環境コンサルタント、新河相学堂長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 虹の向こうの未希へ