内容説明
人形たちが自分より小さな人形で人形劇を上演する―。そんな不思議な「にんぎょうげきだん」。野原で村で、きょうも彼らはみんなに元気を与えていきます。ていねいに描き込まれた、仏蘭西小物のようなタッチの人形たち。こみねゆらの世界の魅力を、じっくり味わえる一冊。
著者等紹介
こみねゆら［コミネユラ］
熊本県生まれ。東京藝術大学絵画科・同大学院を修了後、フランス政府給費留学生として渡仏。帰国後は、挿絵、絵本などで活躍中。『さくら子のたんじょう日』（宮川ひろ／文 童心社）で日本絵本賞を受賞（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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tokotoko
49
時々、こみねさんの柔らかくて可愛くて幻想的な絵が見たくなります。旅を続けるにんぎょうげきだんのお話です。にんぎょうげきね、昼の部と夜の部があります。それぞれお話もちがうよ！子どもは真剣にストーリーを追うと思います。大人はきっと、この優しい世界にホッとするかな？「明日も早く家に帰ろう。」って思うかな？行った先でみんなを喜ばせて、みんなの気持ちを柔らかくしてくれるにんぎょうげきだん。無事にふるさとの村に帰れるようにって、願いたくなりました。今の季節にぴったりの本でした☆2014/09/10
mntmt
22
お人形がにんぎょうげきをしているみたいだね。かわいい。こみねゆらさんの絵は、かわいくて、綺麗。2016/01/06
小夜風
19
【図書館】可愛い♪こみねゆらさんの世界を堪能出来る絵本。色使いが凄く好きです。演じられる人形劇も素敵でした♪2014/08/11
もっちゃか
17
淡く優しく、静かなお話。どことなく寂しいような、ほんの少し怖いような…何とも言えない余韻が残ります。2014/08/08
おはなし会 芽ぶっく
12
人形による人形劇団は、静かでささやかなもの。野の動物たちが観客で、おごそかなイメージで魅了する。そしてまた次の町へ。こみねゆらさんの柔らかい世界が拡がります。2020/02/14
