内容説明
すずめの女将が経営する山奥のひなびた旅館「すずめや」。動物たちもみんな泊まりにくる、とっておきの秘湯です。すてきな和風絵本。お茶碗、箸置き、和菓子などかわいい和の小物もいっぱい。巻末には小物のミニ解説付き。
著者等紹介
雨宮尚子［アメミヤナオコ］
１９７１年山梨県生まれ。イラストレーター。２００２年ボローニャ国際児童書展入選。切り絵による創作として、月刊ＭＯＥ誌上での短編絵本の掲載、カレンダーの制作などを手がける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
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ままこ
61
切り絵と手彩色の組合せで描かれた“旅館すずめや“和の冬のおもてなし。働き者のすずめの女将が愛らしい。冬眠中のお客様への優しい気配りにほっこり。細かいところにも遊び心がありそれを見つけるのも楽しい絵本。2018/02/11
tokotoko
42
色とりどりの切り絵絵本。まずその美しさと、醸し出す風情にビックリしました。それからお話を読んでくと、すずめやさんのあまりの居心地の良さに、涙が出そうになりました。一番好きなとこは「みんななかよし」っていうとこです。選んだお茶碗は、つる花文。箸置きはちょうです。←行く気まんまんです。巻末には、お話に出てきた和の小物の説明が詳しく載っています。「和」のよさを思いっきり伝えてくれる１冊。ほっこり度はね、もうね・・・無限大！！2015/09/27
はつばあば
41
「舌切すずめ」の話を聞く度に・・お持ち帰りの土産は要らないから、意地悪婆さんになってでもすずめのお宿に行ってみたいと思っていた幼い頃。この歳でやっと行ってきました（*^_^*）。人の世のあちこちの露天風呂も踏破してきたけれど、やっぱりすずめのお宿は素敵なもてなしのあるお宿でした。和風絵本も乙なもので、孫用に購入したが、これはしばらく手元に置いておこう。2015/08/22
anne＠灯れ松明の火
36
読友さんご紹介。南の南の隣市で。地元周辺にはなく、ずっと読みたかった本に出会えた～♪ 雀の女将さんの素敵なお宿。心のこもったおもてなしが素晴らしい。あのお宿で、くまさんたち冬眠って、すごい長期滞在（笑）うらやましい～。色鮮やかな切り絵で、絵を眺めるだけでも楽しい。”ゆきちゃん探し”で、もう一回読み直すのも楽しい。”和の小物型録”も興味深い。”奉書行灯”灯台下暗しの灯台、恥ずかしながら、わかってなかった^^;2015/12/08
いっちゃんず
34
次男坊（小６）が部屋を掃除していて発掘されたので再読（笑）この絵本、全て切り絵で描かれていて、ものすごくきれいでかわいい。女将のすずめを始めとする動物たちの表情、室内外の描写、様々な小物、どれを取ってもとてもいい。和菓子とかお茶碗がたくさん描かれているページがあって、見ていて飽きない。まだ売っていたり、図書館に置いていたりするのかな？おすすめ！2015/08/13
