内容説明
柴犬のしばわんこと三毛猫のみけにゃんこが、古くから日本に伝わる風習や作法をやさしく教えてくれる絵本。
目次
五月の風にはためいて
思い出の星月夜
江戸の夢から目覚めても
一日遊んで日が暮れて
十二支見ぃつけた!
春の朧に鬼は外?
文様っておもしろい
1 ~ 1件/全1件
- 評価
-
チョンジョの本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんこ
48
今回も「へぇ〜」の連続。鯉のぼりの吹き流しは、魔除けを表す五色で、鯉を守っている!柏餅は東日本、粽は西日本?十二支に猫がいないのは、正月に神様に会いに行った順に神様が決めたので、猫はネズミに騙されて翌日神様に会いに行ったから。豆まきで「鬼はうち、福はうち」と言うのは、日本では鬼は悪さをするだけではなく、鬼も神様で春を呼ぶと信じられているから。日本は大らかですね。なんだか、しばわんこは日本の良きことの象徴のように感じてきました。2022/10/01
しゅわ
34
【図書館】柴犬しばわんこと三毛猫のみけにゃんこが“和のこころ”を教えてくれる絵本…第三弾は日々の愉しみ…というサブタイトル。端午の節句や夏のお盆、江戸の園芸、子供たちの遊び、十二支、節分、そして文様…と なかなかマニアックなチョイスです。特に園芸の話は、殿様の庭園から庶民まで いろんな楽しみ方がのっていてとても興味深かったです♪2014/06/29
よっしー
25
今回も素敵なイラストと共に日本のアレコレをお勉強。紋様の話は面白かったですね。昔の人は身近な物にも笑いというか捻りを加えていて…その発想が素晴らしいです。個人的に気になったのが、端午の節句で関西は粽を食べるようで…。私はずっと柏餅だったので、違和感でした。あれ、そもそも粽を食べたことが無いかも…。2023/02/05
ふじ
15
いいシリーズ。地域に残る風習がどこから来たかが分かるので、郷土の勉強になる。今回は鬼や文様、十干のページもあって、鬼滅の元ネタの勉強にもなるんじゃなかろうか。他にも様々な創作の世界が頭をかすめるので、やはり和の伝統は基礎知識として持って損ないんだなぁ。2020/11/10
無花果
15
今回は端午の節句、お盆、園芸、童遊び、十二支、節分、文様についてが紹介されている。童遊びなど懐かしかったなぁ。ゴム跳びや缶けりなどよくやったなぁ。私の中ではお盆の中で出てきたぶっち(にゃんこ)が(元)飼い主の母さんを見たときの表情(;_:)きゅんとした。もちろん、しばわんことみけにゃんこはいつも通り可愛い!!2013/05/12
-
- 電子書籍
- LOVE―もっと愛して―