内容説明
少しまだ寒い朝のこと、ベルナールは小川のほとりでオルガンをみつけました。さっそく彼はひいてみます。どこを押してもミ・ミ・ミとしかなりません。こわれているのかな…と思ってふたをしめようとしたベルナールの目の前に、何か不思議なものがあらわれました。それはやさしくて、やわらかで、かるくて、明るいみみみという春風の子でした。その日からベルナールとみみみは大の仲よしになりました。けれどその二人にある日ついに別れの日が来て…。
感想・レビュー
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- 和書
- 生きる力となるもの