内容説明
おたんじょう日の朝、アルス生まれの風の精・シルフの案内でボルネオの熱帯雨林に招待されたダヤン。みたことのない森はにぎやかな音でいっぱい!さあ、ダヤンと一緒に森の音に耳をすませてみましょう。
著者等紹介
池田あきこ[イケダアキコ]
東京生まれ。1983年に革の店わちふぃーるどを自由が丘に開店。1987年からダヤンの絵本を出版(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ままこ
87
ダヤンは誕生日の朝、風の妖精にボルネオの熱帯雨林に招待される。そこで見かけた光景は…。森で暮らす動物達を通してプランテーションと自然の共存の重要性が描かれている。森と森をつないでいく緑の回廊計画の絵本。ミツバチに変身したダヤンも可愛い♡2020/02/21
MI
76
ダヤンの絵本。ダヤンとバニラは、ダヤンの誕生日の朝に、風の精の案内で、アルスの森に招待されます。 ボルネオの熱帯雨林やニンゲンの森に立ち寄り、いろんな動物たちと出会います。風の精が森の御神木の木に案内してくれました。「この森に生きているものは、みんな森に生かされているんだ。」このことばをきき、ダヤンもバニラも自然の豊かさを慈しんだ温かい絵本。2023/12/18
Hideto-S@仮想書店 月舟書房
60
印象的な瞳の猫「ダヤン」が登場するメルヘンチックなファンタジー絵本。架空の国「わちふぃーるど」に住むダヤンが、友達のバニラと一緒にいろいろな場所を旅するシリーズのようです。この本では、風の精シルフに招かれ、ボルネオの熱帯雨林を旅します。“森のヒト”オランウータンやテングザルと話したり、シルフの魔法でミツバチに変身して、空から森を探索します。ボルネオ保全トラストに賛同して描かれた絵本で、売上げの一部が寄付される仕組みになっているそうです。「森に生きる者は、みな森に生かされている」という言葉には共感しました。2014/09/19
り こ む ん
32
500冊目。記念の本は、ニャンコの絵本となりました。熱帯雨林の育む様々な生き物たち。人間が作り出した森を対比させた絵本。長い年月をかけて、育まれた命の数々。子供には、いつの間にか忘れているけれど、人間もその命の一つである事を優しく教えてくれつつ、大人が読めば、人間の都合で、作り変えられた環境について、深く考える事ができる絵本。2014/02/16
mai
21
プレゼントしたくなるようなかわいらしい絵本でしたヽ(*^^*)ノ2013/08/18
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- 和書
- はなくそほじりむし