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出版社内容情報
ヴィンテージ計算娘・ランパチカと主人・男爵メルガレッタ、
看板ならぬカバン娘・アルクの銀河を巡る様々な旅のカタチを読み切り連作形式で皆様もぜひご一緒に。
2024年9月刊
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みやしん
7
素晴らしきかなスペースオペラ。通常運転ならキリル文字が紙面を彩るが、さすがに作者も配慮したか。同じく男爵の物語と読み比べても面白い。2024/10/15
YS-56
6
浪漫と騎士道は宇宙で見つけられる。輝かしき星の光はもう眺めるだけなのかな…。2024/10/02
さとさとし
5
宇宙船のある中世ファンタジー世界を、メガネっ娘けもの耳腕の立つ騎士で貧乏男爵という全部乗っけヒロイン、メルガレッタが、お供のヴィンテージ計算娘ランパチカ 鞄人間アルクを引き連れ、臨時教師になって修学旅行に行ったり、里帰りしたり、騎士団の慰安旅行に行ったり、とゆるーく宇宙を旅する漫画。あさりよしとお作品、Fのモジャ公の感じもする。小ネタ満載。キャラクターのやり取りが楽しくて、読むとほかほかする。2025/01/28
Fumitaka
5
スターリンがいる(p. 47)。タッシリ・ナジェールの巨人(p. 51)を僕は諸星大二郎先生の『砂の巨人』で知りました。このお話の富籤に特化した神様、絶妙なローカル具合が速水螺旋人先生の漫画らしくて良い。多国籍の要素が速水螺旋人先生の絵柄の中で合流し一つになっている。邪神像(p. 137)、そういや新紀元社の『図解クトゥルフ神話』で初めて速水螺旋人先生の絵を知った身としては感慨深い。メルガレッタ男爵夫人は男爵のご先祖様でしょうかね。そうなるとランパチカはR2-D2並にとんでもなく年代物ということになる。2024/11/07
サマンサ田端
5
遥かな未来もしくは過去の宇宙には、功成りて叙爵される女性もいれば、その従者のようなカバンは男のような女のような姿形。騎士団にはわざわざ女騎士とキャプションが付かずとも尼僧のような姿の女性の騎士も普通にいるし、有色人種の騎士もいるし、カバの騎士もいる。実にダイバーシティな世界。宇宙なればこそ誰も異を唱えない。多様性は宇宙で実現できるのだな、と今日的な感想が出てくるけれど、要するにいつもの速水螺旋人マンガだな。ランパチカはあのランパチカなのだろうか。2024/10/23