花とゆめコミックス ザーフィラ陛下と黒と白 〈１〉

もといも

白泉社（2023/05発売）

• サイズ コミック判／ページ数 160p／高さ 18cm
• 商品コード 9784592224594
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

「わたし、ふたりが頼れる王にきっとなるから！」
父王の死後、11歳で即位した少女陛下・ザーフィラ。
黒と白、対立する二派閥に属する臣下（※実はふたりは婚約中）に護られる。
愛し合いながらも自分のせいで関係を公表できないふたりのため…幼き王が新時代を切り拓く！
2023年5月刊

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぐっち]

11歳で即位したザーフィラと、白の宰相補佐シラジュと黒の前王弟ラシェド。ザーフィラを取り合うのかと思っていたら、実はシラジュとラシェドは秘密の婚約者で、裏では仲良し三人家族。なるほど、花とゆめだな…！王らしく恫喝するザーフィラがかっこいいので、2巻も読みたいと思います。

2023/06/17

[kenitirokikuti]

SNSで知って購入。紙版だと帯がつるまいかだ氏であった。さて、著者の商業デビューは花ゆめ系BL電子雑誌らしい。本作は本誌に読み切り掲載から連載化に至ったもの。著者のSNSから…えーと、二次創作は文アル、刀剣、ヒプマイ。なるほど、そういうベクトルか。

2025/04/29

[歩月るな]

第ゼロ話があまりにも完璧で、でも逆にそれが不思議で、のちの世からの治世が長い時代だった、と明言して終わる事もその理由の一つ。掲載誌のシステムを良く知らなかったのだが、読み切り掲載から読者が続きを読みたい、もっと話を聞きたい、と思えば次に繋がるゆえとの事。とは言え、読み切りを描く、ではなく連載の第一話として描く、ではスタンスも違うのだろうな等と浅慮を巡らせるのであった。ヤな奴で終わらない、ギナーやアザルという味方が増えていく話運びが何とも嬉しいし、おまけ漫画の「さんにん家族」では涙腺にフックを浴びた。

2025/04/26

[ひかり]

非・転生転移ものファンタジー。Twitterで1話公開されていた時にさりげなく同性カップル(だよね？)＋幼女国王という組み合わせに心を射抜かれた。同性であろうことに関する問題点は少なくともザーフィラ的には無さそうだな。2人とも大切な家族とのこと。じゃあ素直に萌えとこう。ザーフィラ齢11のなりたて国王だけれどトラブルの落とし所の発想が良い。カリスマ国王の未来を期待しています。そして家族だけの部屋で三人仲良くして。末長く続いて欲しい！

2023/10/10

[かなっち]

★★★★★無料だったので気軽に手に取ったのですが、面白くて直ぐに既刊全てを購入してました。11歳で即位した少女陛下の、成長物語になるのでしょうか。普段は可愛い女の子なのに、いざとなったら男らしくなるカッコ良さに、そのギャップに萌えてゾクゾクしました。一方、一番の臣下の、対立する二派閥に属する黒と白と称されるイケメン2人が、陛下を可愛がる様子にホッコリして。おまけにこの2人、婚約者だというBL設定に興奮したのは言うまでもありません。と同時に、あらゆる困難を乗り超える様子が気持ち良く、早速2巻に急ぎます。

2024/05/11